2018年版【福島県内の海水浴場の放射線量について】

2018-6-18
海と日本PROJECT in ふくしま

 

みなさんこんにちは、海と日本プロジェクトinふくしま専任事務局員の小松です。6月も中盤になり、徐々に海でのイベントも増えてきました。

特に県外から福島の海へ遊びに行こうと考えている方が気になるのは、福島県内の海の放射線量ではないでしょうか。原発事故から7年が経過し、福島に関する情報もテレビや新聞で取り上げられることも減り、実際にどうなっているのかということを知る機会も減ってしまっていると思います。そこで、福島県内の海の状況について調べましたので、こちらで簡単にレポートしていきます。

福島県では、東日本大震災以来初めての再開となる相馬市の原釜尾浜海水浴場をはじめ、いわき市の四倉、薄磯、勿来の各海水浴場の水質調査と放射性物質などの調査結果を公表しています。それによると、水質は全地点で水浴場に適し、放射性セシウムの濃度は検出下限値未満でした福島県ウェブサイトに掲載されたPDFが開きます)。

具体的には、空間線量は、4つの海水浴場すべてで0.03〜0.06μSv/hと、いずれも他県の海水浴場とほとんど変わりません。海水についても、放射性セシウム、トリチウムは検出されていません。安心して遊泳頂けます。どうぞ安心して福島の海をお楽しみ下さい。

 

安心して遊べます、福島の海!

  1. 原釜尾浜海水浴場(相馬市観光協会instagramより)
  2. ビーチバレーなども行われる四倉海水浴場
  3. 昨年より海開きされた薄磯海水浴場

 

新聞やテレビで報道されているとおり、原発事故後、大量の放射性物質が海に流れたのは紛れもない事実です。ですから、福島の海って本当に遊べるのかなと不安になってしまう人も多いと思います。

震災後に海に放出された放射性物質でもっとも量が多いのが放射性セシウムです。震災後の2011年のデータを見てみると、勿来海岸の海水から3Bq/kg程度のセシウムが検出されています。震災直後は、確かに放射性物質の影響はあったわけですね(ちなみに、現在厚生労働省が定める放射性物質の基準値のうち、飲用水の基準値は10Bq/kgとされていますので、当時の3Bq/kgという数字は、飲用水の基準値よりも低いということになりますから、飲んだとしても影響はない数値だということです)。

この数年で、放射性物質は海へ広く拡散し、広大な海に希釈されました。県や市では、それらのデータを総合し、慎重に海開きのスケジュールを決めてきました。その結果、今年は、相馬市の原釜尾浜海水浴場、いわき市の四倉・薄磯・勿来の各海水浴場の4カ所で海開きされることになったわけです。

福島の夏、どうぞ海水浴場でお楽しみ下さい。イベント情報も、こちらで続々と発信していきます!!

(専任事務局員・小松)

 

イベント名福島県内の海水浴場のモニタリング調査

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