みなさん、こんにちは! 海と日本プロジェクト in ふくしま、レポーターの染矢です。
お出かけが楽しい秋、自然のなかで体を動かすのにぴったりな季節となりました。子どもがいると、休みの日にどこに連れて行こうかと頭を悩ませている親御さんも多いのではないでしょうか。
今回、海を楽しめるおすすめスポットとしてご紹介するのは、アクアマリンふくしま。
東北最大級の水族館で、潮目をテーマに800種類以上の生き物が展示されています。海の生き物たちを見るだけでなく、釣り体験やバックヤード見学などの体験ができるのも魅力。
いわきを代表する観光名所として知られていますが、実は子どもが遊べるエリアもかなり充実しています。私たち家族も年間パスポートを持ち、ほぼ毎月のように遊びにきているほどお気に入りの場所。今回は家族で海を存分に楽しめるアクアマリンふくしまをご紹介します。
我が家の最近のお気に入りは、2025年7月にオープンした新エリア「わくわく・はじまりの森」。福島県浜通りの自然を再現し、里山の多様な自然や生態系を体験しながら学ぶことができます。
エリアはおもに2つに分かれていて、ニホンアナグマやキジ、サンショウウオなどの動物たちが展示されているトンネルパートと、さまざまな里山体験ができる屋外パートがあります。
なかでも子どもたちに大人気なのが、屋外にある人工の川が流れる川ガキの遊び場。大人の膝下ぐらいの深さで川の流れも強すぎず、安心して川遊びできるのがうれしいポイントです。私の子どももこの川をずいぶんと気に入っていて、毎回全身びしょ濡れになって楽しそうに川の流れを楽しんでいます。
屋外パートは川以外にも、池や草むら、岩など里山を再現した自然環境そのものが展示されています。ここで注目したいのが、自然のなかに隠されている動物のフンや餌の食べ残し、棲家などのフィールドサイン。子どもも大人も夢中になって遊びながら生き物について学ぶことができる。アクアマリンらしさが詰まった仕掛けに私もすっかり心を奪われています。



次におすすめしたいのが、子ども体験館 アクアマリンえっぐ。飼育員が使っている道具の展示やお仕事を体験できるエリアや、魚の絵本が充実しているキッズスペースがあります。
ここでは、魚のイラストが描かれた塗り絵体験ができ、クレヨンと一緒に配布される魚の写真を見ながら色塗りができるのです。子どもと一緒に「この魚はこんな色してるんだ」「目がおもしろい形をしているね」などと魚について会話をすることで、自然と魚にも興味が湧いていきます。
このエリアの外には、えっぐの森どうぶつごっこという遊具のある屋外エリアもあります。ここには日本の森に暮らしている動物が展示されていて、その動物の能力を体感できる遊具が用意されているのです。
他にも、海辺を再現した生き物を観察できるエリアやワークショップなど、子どもが1日中楽しめるコンテンツが大充実! しかも、ただ「遊ぶ」ことを目的にせず、生き物や自然などに興味を持ってもらえるような「学べる」工夫が仕掛けられているところが、私の最大の推しポイントです。
魚を見るだけじゃない、川や森の生き物、さらには自然について遊びながら学ぶ。水族館というよりも、遊んで学ぶ「自然の学校」のような場所だと感じています。ぜひ皆さんもお子さんと一緒に遊んで学べるアクアマリンふくしまに遊びに出かけてみてください!
| 場所 | アクアマリンふくしま |