漁業資源が減っている時代だからこそ「加工品」で切り抜ける

2017-10-6
海と日本PROJECT in ふくしま

 

こんにちは、海と日本プロジェクト in ふくしま、専任事務局員の小松です。秋が深まり、すっかり夜は肌寒くなったいわき市から、旬の話題を。

927日、いわき市の小名浜魚市場では、旬の「さんま」を使った加工品の発表会と試食会が行われました。全国的に不漁となっているさんまの資源を守りながらも、ふるさとの味を伝えようと、いわき市の水産加工会社「上野臺優商店」が主催しました。同社が製造する「さんまポーポー焼き」と「さんまみりん干し」は、海と日本プロジェクト in ふくしまの応援商品として、すでに販売がスタートしています。

小名浜魚市場で振る舞われたのは、その2商品に続く新商品、さんまのすり身を使った「そぼろ」や「餃子」、「焼きつみれ」など。今年はさんまの不漁が続いていますが、同社の上野臺さんは「これまでは養殖の餌になっていたような小型のサンマを無駄なく使うことができる加工品は、資源を守ることにも繫がるので期待している」とのこと。サイズの小さなさんまも無駄にせず加工に回すことで、資源保護も訴えたいと話していました。

上野臺さんによると、今年は海水音が高く、さんまの好む冷たい流れが、日本から遠く離れた海域を流れているそうです。このため魚群が日本に近づかず公海上を泳いでいるため、他国の船に漁獲されてしまい、余計に日本への水揚げが減っているのではないか、とのこと。国際的な漁獲量の割り振りなど、実効性のある対策も求められています。

 

小さな魚でも「加工」することで無駄を出さずに資源を守れる

  1. 気持ちのよい海風を浴びながら、さんまを味わいました。
  2. 今後発売される予定の「さんまのポーポー餃子」。
  3. 福島中央テレビでも取材。ニュース番組内で紹介されました。

 

試食会場は、魚市場の屋上デッキ。この日は天候にも恵まれ、小名浜港の景色を楽しみながら、数多くの人たちが旬のさんま料理に舌鼓を打っていました。地域の食を楽しみながら、いかにして限りある漁業資源を持続的に守っていくのか。消費者自身も考えなくてはいけない時代が、もうそこまで迫っています。

(専任事務局員・小松)

 

イベント名小名浜さんま郷土料理再生プロジェクト「さんま料理試食会」
参加人数30人
日程2017年9月27日(水)
場所小名浜魚市場3階
主催小名浜さんま郷土料理再生プロジェクト
協力キリン絆プロジェクト、日本財団

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