みなさんこんにちは。海と日本プロジェクト in ふくしま、専任事務局員の小松です。
いわき市に、新たな「海の食育」のプログラムが始まっています。その名も「さわってみよう!はじめてのおさかな教室」。保育所の園児を対象に、魚の形や栄養、美味しさを知ってもらうために開催されるもので、6月28日からプログラムがスタートしています。
プログラムは、まず初めに、いわき市が制作した「ぽーぽー焼きの歌」に合わせてダンスを踊り、そのあとは、年長クラスの子供たちが、生の魚に絵の具を塗って布に写しとる「魚拓作り」に挑戦するというもの。創造力豊かな子どもたち。大人には思いつかないような表現で、魚を楽しみました。
魚拓づくりが終わると、いわき名物「さんまのぽーぽー焼き」の試食をしました。今回のぽーぽー焼きは、子ども用に特別に星形に加工したものを使いました。「美味しい!かわいい!」と喜びながら食べていました。
海と暮らしの距離を縮めてくれるもの、それが食です。しかし、年々、日々の食卓から魚が離れています。だからこそ、こうして地道な「食育」の活動。港町の食文化が今に息づくいわき市だからこそ、こうした地道な活動が欠かせないのかもしれません。
こうした活動から、食を司る次の世代が、きっと生まれてくるはずです。
(専任事務局員・小松)
イベント名 | さわってみよう! はじめてのおさかな教室 |
参加人数 | 30名 |
日程 | 2019年6月28日(金) |
場所 | いわき市立渚保育所 |
主催 | いわき市水産課 |
協力 | 合同会社はまから |