海と日本プロジェクトinふくしま、専任事務局員の小松です。真夏にしては涼しい日が続いていますが、福島の海では依然として「アツい」イベントが目白押しです。
8月5日、いわき市の港町中之作では、恒例の「中之作朝市」が開催されました。地元の漁協や水産加工会社が製造する海産物の販売や、地元の商店による販売ブースも設けられるなど、会場は大賑わい。ローカル朝市とは思えない大規模な朝市でも知られており、早朝から大勢の人たちでごった返しました。
会場となった魚市場には、市内の水産加工業者が大集合。鮮魚店、干物屋、加工屋、かまぼこ屋などが自慢の一品をお買い得価格で販売。この日にしか買えないスペシャルな商品も数多くあり、多くの買い物客がお目当ての商品を見つけようと品定めしながら、お店の人たちとの交流を楽しんでいました。
中之作は県内屈指のカツオの水揚げを誇る港町として知られていますが、原発事故後は、カツオの水揚げ量が回復せず、かつての賑わいを取り戻そうと、地元の人たちや関係者が様々な取り組みを行ってきました。朝市もその1つ。地域の人たちと、水産加工に関わる人たちの「交流の場」として、回を重ねるごとに厚みを増してきています。
朝市から始まる港町復興。ぜひ皆さんも体感してみて下さい。
(専任事務局員・小松)
イベント名 | 中之作朝市 |
参加人数 | 1000名 |
日程 | 2017年8月5日(土) |
場所 | 中之作魚市場 |
主催 | 中之作水産加工協同組合 |
協力 | 中之作漁業協同組合 |