イベント
2019.09.06

はじめてのおさかな教室 園児がいわきの魚の魅力を学ぶ

 

こんにちは、海と日本プロジェクト in ふくしま、専任事務局員の小松です。

さる8月、いわき市の上三坂保育所で一風変わった食育の授業が行われました! その名も「さわってみよう! はじめてのおさかな教室」。小さな子ども向けの食育プログラムです。主催したのはいわき市水産課。そのいわき市の委託を受けた合同会社「はまから」が授業を行いました。

いわき市でどんな魚が取れるのか。どんな伝統料理があるのかなどを、実際に魚にさわったり、さんまのポーポー焼きを食べたりして学びます。講師役を担当するのは、はまから代表の榊裕美さんと、いわき海星高校の生徒たち。大人も高校生も幼稚園児も一緒になっていわきの海を学びました。

 

小さい頃からの体験が、海の文化を作る

  1. 魚たちに絵の具をつけて、みんなで魚拓を作ったよ!
  2. 記念撮影! 高校生たちも先生役として頑張りました!
  3. 星の形に仕上げたさんまポーポー焼き!

 

星の形をしたポーポー焼きには、子どもたちも大喜び。地元の魚の魅力は「舌」で覚えるのが一番です。こうして小さな頃から慣れ親しむことで、自然とシビックプライドが育まれていくのでしょう。ぜひこの味をずっと覚えておいてもらいたいですね。

また、今回は、海と日本プロジェクト in ふくしまとのコラボ企画として「環境授業」も行われました。榊さんが写真を使いながら、生活のゴミが海に流れ着いて「海ゴミ」になってしまうことや、そのゴミを間違って食べてしまったりする動物がいることなどを伝えました。

園児たちにはまた少し難しかったかもしれませんが、かわいそうな動物たちの写真に「かわいそう」と声を出しながら、写真を見ながらゴミを捨てないようにすること、ゴミを見つけたら拾うことなどをしっかり学んでいる様子でした。

 

世代を超えて、海の環境問題を学びます

  1. プラスチックごみなどを間違って食べてしまう動物たちを説明
  2. 子どもたちも先生も、いわきフラおじさんも一緒に学びます
  3. 生活のゴミが、海のゴミにつながっているのです

 

先生役の高校生たちも、幼稚園の先生たちも、榊さんの説明にしきりに頷き、地元の魚の美味しさや、地元の海を守ることの大切さを学び合っていました。こうした「世代を超えた学びの場」を地道に作っていくことがとても大事だと気づかされる会となりました! 海の食育と環境教育。両方大事なんですね。

(専任事務局員・小松)

 

イベント詳細

イベント名さわってみよう! はじめてのおさかな教室
参加人数20名
日程2019年8月9日
場所いわき市 上三坂保育所
主催いわき市水産課
協力福島県立いわき海星高校
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