お相撲さんと浜辺を掃除して歩き、海と親しもうというイベント「どすこいビーチクリーン」が8月20日、いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」で開催されました。日本各地で浜辺の清掃活動等を行うNPO法人海さくらと日本財団の主催。地域の子どもたちが現役力士とともに海沿いを清掃しました。
この日、水族館を訪れたのは、大獄部屋の力士たちと大獄親方。子どもたちと海沿いを清掃し、水族館内のビーチで相撲体操のワークショップを開くためにやってきました。早速水族館の前で、一緒に掃除をしてくれる人たちを集め、参加者全員で水族館の周囲を掃除して歩きました。
きれいに掃除されているように見えた小名浜港エリアですが、植え込みの中や側溝の中には意外にもゴミが落ちていたり、駐車場にもポイ捨てされたタバコの吸い殻などが見つかりました。小さなゴミも見逃さず、1つひとつ拾い上げ、ゴミ袋に集めていきます。
掃除に続いて行われたのがお相撲体操。アクアマリンふくしまの中にある「蛇の目ビーチ」の砂の上で行われました。蹲踞の姿勢など、相撲の姿勢や立ち居振る舞いからヒントを得た体操で、心と体のバランスを整える効果があるのだそうです。
はじめは緊張していた子どもたちでしたが、身体を動かすにつれ緊張も解け、次第に身体の動きもスムーズに。普段はテレビでしか見たことのないお相撲さんと一緒に身体を動かし、相撲の魅力に触れることができたようです。
お相撲さんと一緒に身体を動かし、海に親しんだ子どもたち。ゴミを拾うという思い出があれば、今後はゴミを捨てないようになってくれるはず。それだけでなく、自分たち自身で海の環境を守ることの大切さも、心に刻まれたのではないでしょうか。
イベント名 | どすこいビーチクリーン大嶽部屋 |
参加人数 | 80人 |
日程 | 2017年8月20日(日) |
場所 | アクアマリンふくしま |
主催 | 日本財団、NPO法人海さくら |