みなさんこんにちは。海と日本プロジェクト in ふくしま、専任事務局員の小松です。
いわき市江名漁港には、850個の風鈴が来客を迎える「江名みなと復活プロジェクト」が行われました。水産業で栄えた江名の町ににぎわいを生み出そうと、地元住民有志でつくる江名シングルアッププロジェクトが企画したイベントです。目玉は、児童らが絵付けした風鈴約850個の展示です。
風鈴には、それぞれ子どもたちの願い事が記された短冊がつけられていて、海風に揺れています。そばには大漁旗も掲げられており、漁師町江名の文化を感じるのに十分な展示になっていました。風に揺れる風鈴の音が優しく、思わず長居したくなってしまいます。
お盆の連休中ということもあり、江名漁港にはたくさんの人たちが訪れ、耳を澄ませて風鈴の音に聞き入っていました。8月14日は、ここを会場に盆踊りも開催されるとのことです。
江名漁港は、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた漁港の一つ。新たな賑わいを作ろうと、地元の人たちの奮闘が続けられていて、定期的にこうしたイベントが開かれています。
一度は壊れかけてしまった海と私たちの関係。それを再生しようという地元の皆さんの熱い想い、これからも陰ながら声援を送りたいと思います。素晴らしいイベントでした!
(専任事務局員・小松)
イベント名 | 江名みなと復活プロジェクト |
日程 | 2019年8月13日(火)、14日(水) |
場所 | いわき市江名漁港 |
主催 | 江名シングルアッププロジェクト |