7月15日の海の日、いわき市の小名浜港では、地元の水産高校、いわき海星高校が使っている実習船「福島丸」の一般公開が行われました。普段は、高校生たちが漁業の実習で使っているこちらの福島丸ですが、年に1度の公開ということで、この日を楽しみにしていた人たちや、高校生の家族たちで賑わいました。
船のなかに入ると、生徒たちの過ごす個室や、教室、機関室や操舵室などを見学することができます。普段はなかなか見ることのできない実習船。生徒たちの暮らしや勉強の様子が垣間見えて、思わず生徒たちを応援したくなりました。
また、船内には、海と日本プロジェクトの活動を伝えるパネル展示も行われ、道ゆく人たちが興味深そうにパネルを眺めていました。環境を守ることの大切さ。福島丸を見学した人たちに伝わったはずです。
ちなみに、福島丸が漁獲したマグロは、いわき市内のスーパーなどでも販売されています。福島丸のマグロを美味しく頂くこと。それが、漁業の次の担い手を育て、海との関わりを今一度問い直すことになるはず。
おいしいマグロを味わえる日を楽しみに待ちたいと思います!
イベント名 | いわき海星高校 実習船「福島丸」一般公開 |
参加人数 | 500名 |
日程 | 2019年7月15日(月) |
場所 | 小名浜港 |
主催 | 福島県立いわき海星高校 |