イベント
2022.03.15

海洋プラスチックでかわいいアクセサリーを作ろう 海プロコラボイベント開催

 

みなさんこんにちは。海と日本プロジェクトinふくしま、レポーターの松井武郎です。先日、いわき市の小名浜のコミュニティスペースUDOK.で、海と日本プロジェクトinふくしまと、アクセサリーブランドBetter Daysとの2回目となるコラボイベントが開催されました。今日はその模様をお伝えします!

この日行われたのは、海洋プラスチックごみを使ったアクセサリーづくりのワークショップです。いわきの海にもっと親しみを持ってもらいたいと開催されました。コロナ禍でイベントなどが制限されるなか、10名の参加者が思い思いにアクセサリーをつくりました。

紙芝居から始まった、アクセサリーづくり

  1. 海洋ごみの現状を、まずは「紙芝居」で学んでいきます
  2. こちらがプラスチックごみ。これがアクセサリーになるんです
  3. 子どもたち、スイッチが入ると黙々と制作していました

イベントではまず、食育プロジェクト「みみみプロジェクト」の小松理虔さんが海洋ごみについての紙芝居を披露。やがて魚の量とごみの量が等しくなってしまうということや、海のごみのほとんどが町で生まれていることなどを学んでいきます。子どもにもわかりやすい説明ですが、大人にも大変わかりやすく、海洋ごみの深刻さを学ぶことができました。

そのあとは、思い思いにアクセサリーを作っていきます。講師はBetter Daysの正木里奈さん。じつは正木さん、以前は海プロinふくしまのレポーターをしていらっしゃいました。海プロの記事を書くうち、さらに具体的なアクションを起こそうとブランドを立ち上げ、精力的にワークショップなどを行って、海と親しむ心を伝える活動を続けています。

アクセサリーづくりを通じて、海に親しみを

  1. こちらが先生の正木さん。各地でワークショップを続けています
  2. 大人の参加者からも大好評。すばらしいイベントになりました
  3. 子どもたちも、こんな可愛らしいアクセサリーが作れます

作り方は、型にマイクロプラスチックを並べたら、レジンを入れて整形し、紫外線を浴びせて固まらせるというもので、とても簡単ですが、色合いや形状などはさまざまあり、個性的なアクセサリーを作ることもできます。何しろ「世界で一つだけ」のアクセサリーですから、思い出にも残りますよね。

子どもたちは、まさか自分のアクセサリーが「ゴミ」から作られるとは思っていなかったようで、「できた!」「きれい!」と声に出しながら完成を喜んでいました。「次は海でプラスチックを拾いたい」と話す子どもも何人もいました。このアクセサリーが、海との距離を縮めるきっかけになるといいですね。

来季はもう少しコロナウイルスの流行もおさまるはず。ゴミ拾いも兼ねたアクセサリーづくりにもチャレンジしたいところです。またイベントが開催される場合には、こちらにも案内したいと思います。ぜひ世界に一つだけのアクセサリーを作ってみてください。

海と日本プロジェクトinふくしまレポーター 松井武郎

 

イベント詳細

イベント名Better Days × 海と日本プロジェクトinふくしま コラボアクセづくりワークショップ
参加人数10名
日程2022年2月20日(日)
場所コミュニティスペースUDOK.
主催海と日本プロジェクトinふくしま、Better Days
協力みみみプロジェクト
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