いわき市のサーフィンの聖地であり、いわきで海開きされている2カ所の海岸の1つである四倉海水浴場では、地元のサーフショップ「GLORYSURF」が中心となって、サーフィンのコンテストが開催されました。県内外からプロ・アマ数多くのサーファーたちが参加。いわきの波を楽しみました。
四倉海水浴場は、良好な波が数多く訪れ、市内の中心部からの利便性も高いことから、いわき随一のサーフィンのメッカとして多くのサーファーたちを魅了してきました。しかし、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受け、復旧工事中などはまともにサーフィンを楽しめない時期が続きました。
そこで動き続けたのが地元のサーファーたち。ローカルのサーフィンカルチャーを断絶させまいと、砂浜の清掃活動や様々なイベントなどを通じてサーフィンの魅力を伝えてきました。震災後も「GLORY SURFING GAMES」を数回にわたって開催し、今に至っています。
大会が開催された日は、少し雲は多いものの晴れ間も見え、県内外からたくさんの人たちが砂浜に繰り出し、サーファーたちの美しい技に酔いしれていました。参加者たちも思い思いに波を受け止め、華麗なテクニックを見せつけていました。
四倉といえば、関東地方からもたくさんのサーファーたちがやってくるサーフィンのメッカ。震災後は長く復旧工事が続き、現在も防潮堤の建設工事が続けられています。こうしたなかでこのような大会が開催されるのは、地域のサーファーたちの活動あってこそ。福島県のサーフィンカルチャー、これからますます盛り上がっていって欲しいですね。
イベント名 | GLORY SURFING GAMES 2016 |
参加人数 | 1000 |
日程 | 2016年7月30日(日) |
場所 | 四倉海水浴場 |
主催 | GLORY SURF |