みなさんこんにちは。海と日本プロジェクトinふくしま、レポーターの小松です。10月12日と13日の2日間、福島県浪江町の道の駅なみえで、福島県の浜通り観光交流フェスティバル「浜フェス2025」が開催されました。飲食ブースの出店、浜通りゆかりのタレントや地元芸能団体によるステージイベントなどが行われ、復興が進む「浜」の魅力を発信しました。
この浜フェス、昨年までは東京で開催されてきましたが、今年は実際に浜通りに足を運んでもらい、魅力や文化を直接体感してもらいたいという気持ちを込め、初めての地元開催となったそう。会場には浜通りの飲食店や団体による飲食ブース、観光や特産品の情報発信ブースなどが並び、大勢の人たちでごった返していました。改めて「浜」の魅力、すごいものがあります!
印象的だったのは、浜通り15市町村を横断し、分野や世代を超えたプロジェクトをつなぐ「HAMADOORI CIRCLE PROJECT」のブースでした。地域資源を再発見し、国内外へ発信することで、活動人口を増やす役割を担い、食や農業、アート、スポーツ、コミュニティなど27ものプロジェクトが進行しているそうです。
福島県浜通りは、震災と原発事故で深い傷を負いましたが、さまざまな事業や地域活動を行う人たちが増えており、こうした人たちのつながりが生まれています。浜通りの魅力は、思いを共有した人たちの「つながり」と言っていいかもしれません。この日も、関係者が大勢集まり、自分たちの取り組みを来場者に説明する姿があちこちでみられました。
浜通りで推進されているプロジェクトのなかには、食や観光を通じて、ふくしまの海との接続を図るような取り組みも数多くあります。たとえば食の分野だけでも、一般社団法人「東の食の会」、株式会社ぷくぷく醸造、すえつぎCAFEなどが名を連ね、食を通じた関係人口創出や産品づくりを推進しています。ふくしまの浜の復興とまちづくり。これからも目が離せません!
| イベント名 | 浜フェス |
| 日程 | 2025年10月12日、13日 |
| 場所 | 道の駅なみえ |
| 主催 | 福島県 |