いよいよ夏シーズン到来。海の日を前に、いわき市では海開きが行われ、2016年7月16日(土)、いわき市勿来海水浴場では、海開きの記念セレモニーが行われました。いわき市では、勿来のほか、四倉海水浴場でも海開きが行われました。
勿来の海開き式では、市内の4高校のフラチームが踊りを披露し、市の観光をPRする「サンシャインガイドいわき」の女性が海開きを宣言。早速、親子が砂浜で遊んだり、高校生や若い女性らが海で水を掛け合ったり、波に体を預けたりしていました。
いわき市内には海水浴場が10カ所ありますが、海開きを行ったのは四倉と、勿来の2カ所のみ。他の8カ所は防潮堤の建設など再開に向けた整備を進めており、砂浜の面積の残り具合などを考慮して再開を決めるとしています。震災復興土地区画整理事業を実施している地域もあり、今後の進み具合は不透明な状況です。
海開きにともない、自治体では市内8海水浴場で環境放射線モニタリング調査や水質調査を実施し、安全性を確認しています。また、両海水浴場は期間中、午前9時と正午の1日2回、空間放射線量を測定し、掲示板に表示するそうです。
待ちに待ったいわきの海開き。「いわき七浜」という言葉があるように、いわき市内には数々の海水浴場がありますが、震災復旧工事などの影響で、海開きが行われたのは2つの海水浴場だけ。豊間や薄磯、新舞子など、震災前は大変賑わった海水浴場では、未だに遊ぶことができません。震災の影響を感じずにはいられませんが、先に海開きが行われている2つの海で、思い切り、夏を満喫して頂きたいですね。
イベント名 | いわき市海開き式 |
参加人数 | 100 |
日程 | 2016年7月16日(土) |
場所 | いわき市勿来海水浴場 |
主催 | いわき市 |