圧巻の漁船パレード！　「遊海しんち」開催 | 海と日本PROJECT in ふくしま

このイベントの目玉は、地元・新地町の漁船が集結して行われる「漁船パレード」です。漁船パレードでは、地元の漁師が操縦する１０隻の漁船が釣師浜漁港に集まり、大漁旗を掲げながら太平洋を約３０分間走行します。漁港から漁船パレードを眺めるだけでなく、希望者はなんと漁船に乗りながら海の上でパレードを楽しめるんです。私も、新地町大戸浜・鈴木豊さんの「菊丸」に乗せていただき、海上からパレードを楽しみました。

沖の方に出てくると、波のうねりがだんだん船にダイレクトに伝わってくるようになります。時には、立っていられなくなるほど船が大きな揺れたタイミングもあり、漁師のみなさんが常に命懸けで漁を行っていることを体感できました。波の流れをよみながら、10隻の船が一列になって、ぐんぐん海上を進んでいく様は圧巻。乗船していた子どもたちも、目を輝かせながら乗船を楽しんでいる様子でした。

イベントを通じて、漁船に乗ったり漁師のみなさんと関われたりする機会があることで、「漁業」や「漁師」の魅力に気づくきっかけになると感じました。海と日本プロジェクトinふくしまでも、海に関わる多様なきっかけを作っていきたいと思います。

海と日本プロジェクトinふくしまレポーター：前野