みなさん、ご無沙汰をしておりました。海と日本プロジェクトinふくしま、専任事務局員の小松です。
季節はまだ春。ゴールデンウイークが始まろうというタイミングですが、夏のような天候の日も増えてきましたし、大型連休を前に少しずつ海の話題も増えてきました。そこで本日、海と日本プロジェクトinふくしまの「2018年」のスタートを宣言いたします! こちらのウェブメディアも本日より再開。「福島と海」の話題を、これまで以上にお届けして参りたいと思います。
2011年3月11日の東日本大震災から今年で8年目に入り、福島県内の「海の復興」はかなり進んできました。漁業を中心に海の産業も少しずつですがかつての姿を取り戻し始めています。一方、まだ手つかずの問題もありますし、何より、海とわたしたちの「距離感」の問題は、とても大きな、しかし目には見えにくい問題として横たわっています。
しかしながら、7年もの間、海で遊ぶこと、海に集うこと、海を触れ合うことから離れてきた私たちだからこそ、海に触れることの喜びや楽しさ、有り難みのようなものを、もしかしたら、よりフレッシュに感じられるのかもしれませんし、一度は奪われたものだからこそ、その尊さも実感できると思うのです。
私たちが持っていた、暮らしと海の距離感を取り戻すため、イベントの情報や海に関する取り組みのレポートだけではなく、そこに暮らしてきた人たちの小さな物語を伝えるようなエッセイや寄稿、インタビューなども掲載していきたいと思います。たまにふとふるさとを思い出すように、こちらのサイトも覗いてみて下さい。
【専任事務局員:小松】