お知らせ
2023.09.08

台風13号接近。海辺で注意すべきポイント

 

みなさん、こんにちは! 海と日本プロジェクトinふくしまレポーターの前野です。 ただいま、東日本に台風13号(インニョン)が近づいております。福島地方気象台が本日10時に発表した「台風13号の今後の見通し」によりますと、8日の夕方から9日の明け方にかけて非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となる可能性が高いということです。

また、福島県浜通りの海上では、8日夕方から9日明け方にかけては風が強く、9日昼前にかけてはうねりを伴う高波が現れる予報です。台風接近時は、海沿いの車の運転にも注意が必要です。台風接近時に海辺で注意すべきポイントをまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。

 

■気象情報を活用

①干潮満潮時刻を知る「潮位表」
台風接近によって引き起こされる「高潮」は、満潮前後の時間に被害が一番大きくなります。ぞれぞれの地域の満潮時刻は、気象庁が発表している「潮位表」から確認できます。台風接近中に避難が必要になった場合は、潮位が低い干潮前後に行うことがおすすめです。

②リアルタイムの潮位情報を知る「潮位観測情報」
リアルタイムの潮位情報も、気象庁から発表されている「潮位観測情報」から確認することができます。自分が住んでいるエリアをクリックし、高潮注意報や高潮警報の基準を事前に確認しておくのがおすすめです。

 

■海辺の運転リスク

①高潮・高波
台風接近による海辺の運転リスクは、高波・高潮によって道路を越えた海水に車が流されてしまうことです。海岸線を超えてきた高波で車が海に流されてしまうと、一瞬のうちになんと車は沖にまで到達してしまうそうです…  荒れた海の中では、車から脱出することが困難となり命を落とすリスクがあります。

②波しぶき
激しい波しぶきが起こっている場合も注意が必要です。時には、フロントガラスを割るほどの波しぶきもあり、視界不良になって事故につながるケースもあります。高波・高潮の被害は、満潮前後に起こりやすくなっているため、高潮警報や波浪警報が発令されたときは、すぐさま海に面した海岸道路の運転を避けましょう。

 

ニュースや気象情報の他にも、自分が住んでいる場所のハザードマップ、自治体が出している発令、SNSの情報にも注意が必要です。危険を感じたら、すみやかに安全な場所に避難することを心がけましょう。

 

参考資料・画像出典
くらしのなかに 防災ニッポン(読売新聞) 秋にかけての海は高潮や異常潮に注意!台風接近などでこんな水害も
三井ダイレクト損保 台風接近時の安全運転〜海沿い・川沿い・山沿いの運転〜

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