この夏、海と日本プロジェクトinふくしま実行委員会では、「故郷の今の海を見つめ、未来へつないでいく」をテーマに、いわき市の高校生や映像作家とともにオリジナルのショートムービーを制作してきました。数ヶ月に及ぶワークショップと撮影も終わり、9月に、いわきと東京の２カ所で完成披露試写会を開催する運びとなりました！
この映画の完成披露試写会を上記の日程で行います。ご入場は無料となりますが、事前に申し込みが必要となります。リンク先の申し込みフォームより、ご希望の会場を選び、必要事項をご入力お願いします。入力内容を送信後に、自動返信メッセージが届きますので、プリントアウトしてお持ちいただくか、携帯画面を受付でご提示お願いします。
うみのえいがプロジェクトオリジナルショートムービー「海のキャンパス」完成披露試写会
●いわき会場
開催：9月16日(土) 14:00～15:00
会場：いわきPIT (福島県いわき市平祢宜町5-13)
招待：先着100席
●東京会場
開催：9月23日(土) 14:00～15:00
会場：ユナイテッドシネマ豊洲 (東京都江東区豊洲2丁目4-9 アーバンドックららぽーと豊洲3F)
招待：先着30席
オリジナルショートムービーがついに完成
主人公ひかりの葛藤や成長が、美しい映像と共に紡がれます。
ロケはいわき市各地で行われました。ご注目下さい。
映画のなかで「海とのつながり」はどのように描かれるのか。
映画のあらすじ
ひかりが高校に行かなくなって1年が経とうとしていた。海の事故で恋人・蒼太を失ってからというもの部屋にこもりがちになり、夢だけでなく現実の世界でも蒼太の幻影を追いかけていた。家族ともうまくいかず、さらには心配してくれた親友にも強く当たってしまう…。そんなある日、ひかりは不思議な少年に出会う。その子は、ひかりに「太陽が昇る前に海に来ると見えるよ…」と言い残していなくなってしまう。それを信じ海へ向かったひかりが見たものとは…。海で失ったもの、海からもらったもの、そのすべてを受け止めたとき、少女が一歩前に踏み出す夏の物語です。
映画「海のキャンパス」
出演：今井 楓、香西 守、遠藤玲音、酒井有紗、蛭田真衣、石山遥菜、佐々木由茉、秋元朱翔、桜あん、新田誠
監督：羽賀慎一郎
地元の高校生たちとともに「ゼロ」から作り上げた映画
いわき総合高校で行われたワークショップの模様。
映画の監督を担当した羽賀慎一郎さん。
海でのロケも行われました。美しい海にも注目。
いわき高校総合高校の生徒たちは、寄せられたストーリーをもとにあらすじを組み立て、羽賀監督とともに台本を練り上げてきました。また、ワークショップなどを通じて演技の幅を広げたり、地元の水産加工業者のレクチャーを聞くなどしながら、いわきと海の関わりについての学びを深めたりもしてきました。まさに今回の映画を通じて、生徒たちは大きく成長してきたのだと思います。
海での撮影は、早朝４時頃から行われました。いわきの美しい海や、海とゆかりの深い場所など、見どころの多いショートムービーになっているはずです。ぜひ完成試写会にお越し頂き、高校生たちの成長と、いわきの海の豊かさを感じて頂ければと思います。皆さんのお越しを、会場でお待ちしております！
（専任事務局員・小松）
