小名浜港でカツオの水揚げを見学してきました

2021-6-28
海と日本PROJECT in ふくしま

 

みなさん、こんにちは。海と日本プロジェクト in ふくしまレポーターの松井武郎です。

カツオがおいしい季節になってきましたね。小名浜港は全国主要43港のなかでもカツオの水揚げ額トップクラス。カツオの火山、竜田揚げ、揚げ浸し、焼き浸しなどの郷土料理も豊富で、いわき市では特に愛される魚です。先週、小名浜港でカツオの水揚げがあり、その様子を見学してきました。今回はその様子をお伝えします。

 

大量のカツオが水揚げ

  1. 第33寿和丸による水揚げ
  2. 巨大な網で引きあげられる
  3. ベルトコンベアに乗せられ運ばれていく

カツオの水揚げは朝早くから行われるので、5時ごろに家をでて小名浜港に向かいます。小名浜港に到着すると、さっそく水揚げがスタートしました。

今朝小名浜港に水揚げされたのは、地元いわき市小名浜漁港の巻き網船「第33寿和丸」による漁獲で、水揚げ量はおよそ27トン! 船から揚げられた大量のカツオが、次から次へと巨大な網に引き上げられていく様子は迫力がありました。27トンと聞くとかなり多いように思いますが、港の関係者に話を聞くと、かつては100トンを超えるような水揚げが何度もあったそうです。「これでも少なくなった」そうで、その量に驚かされます。

引き上げられたカツオはベルトコンベアに乗せられて運ばれていきます。その先で、大きさによって選別され箱に入れられていきます。セリにかけられたカツオは、スーパーや鮮魚店などに向けて出荷され、早ければその日のうちに店頭に並びます。鮮度も良さそうです。ベルトコンベアに乗せられたカツオが朝日を浴びて輝いている様子が美しく、つい何枚も写真を撮ってしまいました。

市場は、漁師さんたちの楽しげな雰囲気に包まれていましたが、作業はとてもスピーディー。手際よく作業が進む様子からは、カツオの品質を守ろうという現場の人たちの思いが見え隠れしていました。こうして多くの人たちが関わってくれているおかげで、私たちは新鮮で美味しいカツオを食べることができているんですね。頭が下がります!

今回見学して、驚いたのはとにかくカツオの量が多いことでした。しかし、27トンというのは小名浜に水揚げされる中でも、特別に多いというわけではないということを後から知り、再び驚きました。今回はカツオの水揚げを見学しましたが、夏の時期はイワシ、秋にはサンマ、年間通じてサバのの水揚げも行われるそうなので、そちらもぜひ見学に行き、レポートしたいと思います!

海プロ in ふくしま レポーター:松井武郎

 

 

イベント名小名浜港のカツオの水揚げ
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