レポート
2017.08.20

小名浜港で福島のサンマ船団の出船式開催

 

海と日本プロジェクトinふくしま、専任事務局員の小松です。あっという間に秋の気配がしつつある福島ですが、秋の味覚の話題をひとつ。

8月16日、いわき市小名浜港では、福島県のサンマ船によるサンマ漁のスタートに合わせ、関係者を励ますための「出船式」が開催され、小名浜港から7隻のサンマ船が出港しました。式では、関係者が漁の安全と豊漁を祈り、全員でお見送りをしました。サンマは小名浜港になくてはならない秋の味覚。港町には秋の気配が少しずつ漂い始めています。

 

この日出港したのは、福島船団に所属するサンマ船7隻。一路、北海道の東沖を目指し、8月20日より漁を始めることになっているそうです。福島船団に所属する船は県外から出発するものも合わせて13隻。しばらくは北海道や三陸北部の港町などに水揚げし、魚群の南下に合わせて移動し、11月頃までサンマ漁を行うことになっています。

 

秋の味覚サンマの豊漁を祈る出船式

  1. 船員の家族たちが手を振りながらお見送り。
  2. 演歌歌手のコンサート。歌で漁師を後押し。
  3. 関係者がごった返す小名浜港。秋の味覚はもうすぐ。

 

サンマというと、気候変動などで日本から遠く離れた海域を移動するようになったため、全体的な漁獲量が年々減っていることをご存知の方がいるかもしれません。外国船の参入などにより、資源量も減っていると懸念されています。庶民の秋の味覚サンマ。食べ尽くさない、獲り尽くさない付き合い方を、考えていくべきタイミングなのかも知れません。

(専任事務局員・小松)

 

イベント詳細

イベント名福島県サンマ船団出漁出船式
参加人数1000人
日程2017年8月16日(水)
場所小名浜漁港
\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

誰でも海ごみ清掃できる「拾い箱」がファミマ3店舗に設置
レポート
2024.11.15

誰でも海ごみ清掃できる「拾い箱」がファミマ3店舗に設置

この真実を知るとポーポー焼きが10倍美味しい!
レポート
2024.11.10

この真実を知るとポーポー焼きが10倍美味しい!

ページ内トップへ