みなさんこんにちは、海と日本プロジェクト in ふくしま、専任事務局員の小松です。
11月16日（土）、郡山市の郡山女子大学短期大学部では、親子で魚をさばく体験会「さばける塾 in ふくしま」が開催されました。さばける塾は「海と日本プロジェクト」の一環として、“魚食振興・海洋環境保全”をテーマに、全国44地域で開催されています。
この日は、小学生とそのお父さん、お母さんの親子10組22人が参加。昨年に引き続き４回目の開催となった今回は、「小鯛の姿造り」と「さんまのうまみたっぷりつみれ汁」を作りました。立派なタイに、鮮度抜群のサンマ！ つみれ汁の秋刀魚は、中骨と腹骨を取った後は細かい骨ごとミンチにします。人参や大根、ネギに生姜など、具だくさんで体温まるつみれ汁に仕上がりました。
講師から説明を受けたあと、いよいよ魚さばきに挑戦！初めて見る魚の血や内臓に驚き、キャーという声をあげる子、うろこの一枚一枚まで丁寧に取ろうとする子など、反応も様々でした。「新鮮な秋刀魚はクチバシが黄色いんだ！」など、初めて知ることも多かったようです。
後半にはみなさんすっかり慣れて、積極的に魚をさばいていました。まさに “命をいただくこと”を実感できた瞬間だったのではないでしょうか。
さばいた魚をいただきます！
先生に教えていただきながら、魚さばき初チャレンジ！
「自分で釣った魚をさばけるようになりたい！」と意気込み十分です
さばいた魚をいただきます！
いよいよ、お待ちかねのお昼の時間です。親子で協力してさばいたとあって、おいしさもひとしお、大満足の様子でした。魚料理の他にも、帆立めし、ごろっとふくしま野菜グラタン、濃厚スイートポテトが振る舞われ、秋の味覚を存分に味わうことができたようです。最後には講師の先生から、「さばけるマスター認定証」が授与されました。
最近では、魚料理より肉料理が食卓に並ぶことも増え、スーパーでは魚はさばいた状態で売っていることも多くなりましたが、今回のさばける塾を通して、生き物の命に触れ、海の恵みについて考えるきっかけになったのではないでしょうか。
この日の模様は11/25（月）11時51分～福島中央テレビにて放送される予定です。どうぞお楽しみに。
| イベント名 | 海と日本プロジェクト さばける塾inふくしま |
|---|---|
| 参加人数 | 22名 |
| 日程 | 2019年11月16日 |
| 場所 | 郡山女子大学短期大学 |
| 主催 | 日本さばけるプロジェクト実行委員会、日本財団、郡山女子大学短期大学部 |
