大荒れの海上の様子=9日13時いわき市永崎付近
9日13時現在、強い台風13号が福島県沖を通過中です。13時頃には一瞬いわき市の一部が暴風域に入った模様です。昨日、いわきの夏の風物詩「七夕祭り」の最終日が14時で打ち切り、およそ1万人近くが動員される「いわきおどり」も、安全のため中止となりました。13号は、いわき市民にショックを与えています。
いわき市の沿岸部永崎海岸に行ってみると、ドーーーーンという低い音、そして振動が砂浜に響きます。ゆうに5メートルを超えるような高波が沖合の消波ブロックにぶつかり、波が砕け散る姿が、遠く離れた県道から確認することができました。雨はさほど強くありませんが、風は非常に強く、沿岸部では高潮による被害も懸念されます。
警戒するなかで迎えた本日の福島最接近。台風の東側ということもあって、風はそれなりに強いものの、雨は小雨程度に収まっています。気象庁によると、依然として台風の進むスピードが遅いため、影響が長引きそうだのとこと。警報などを発表して土砂災害や低い土地の浸水河川の増水や氾濫、暴風、高波に警戒するよう呼びかけています。みなさんの住む地域でも、最新の注意を。
イベント名 | 台風13号福島県浜通りに最接近 |
場所 | いわき市小名浜,永崎付近 |