こんにちは!海プロ in ふくしまレポーターの久保田貴大です。いわきに来てから1週間ほど経ち、徐々に海での暮らしにも慣れてきました。
そして、今日訪れたのは小名浜魚市場。人生で初めて魚市場に訪れました!
小名浜魚市場では、小名浜漁港で漁獲された魚が競売にかけられ、魚屋さんやお寿司屋さんに競り落とされます。
獲れたその日にセリにかけられるため、鮮度バツグンぴちぴちの魚を見ることができました!
小名浜魚市場は震災後の2015年3月にリニューアルオープン。超低温の冷凍冷蔵施設を擁し、小名浜港で水揚げされた魚が一堂に会します。
入ってみると、獲れたばかりでツヤツヤの魚がズラリ! 今日は4隻の漁船から1トン弱の魚が獲れたようです。
青い箱の中を覗くと、タコ、ヤリイカ、ヒラメといったようにスーパーでよく見かける魚類の他にも、グチとよばれるすり身に使われる魚や、ホウボウという高級魚も!
セリは活魚からスタート。魚屋さんなどの業者が、魚の買取価格が書かれた札を青い箱の中へ入れていき、最も高い値をつけた業者が買い取るというルール。非常にスピーディーにセリが進んでいきます。
競り落とされた魚は次々に台車に乗せられていき、ものの30分ほどですべてのセリが終わってしまいました。
市場の外に出てみると魚を満載した軽トラックが!とれたての魚がそれぞれのお店へと運ばれていきました。
通常、魚をはじめとしたの生鮮食品は、各漁港の市場で競り落とされたあと、各地域の中央卸売市場でさらにセリにかけられるため、スーパーなどの売り場に並ぶのは最短でも獲れた翌日になってしまいます。
一方で、この小名浜魚市場をはじめ、各漁港に設置された市場で競り落とされた品々は、そういった中央卸売市場を介さないため、獲れたその日のうちにお店に並ぶこともあるそう。
その場でとれた魚が新鮮なうちに流通され、食卓に並びます。まさに海の恵み!
みなさんもぜひいわきに来て、獲れたその日の魚を味わってみてください!
<海プロinふくしまレポーター・久保田貴大>
イベント名 | 小名浜魚市場※2Fからの見学可能 |
日程 | 毎週月・水・木・金曜日11:00~ |
場所 | 福島県 いわき市小名浜字辰巳町41番地 |