6月6日(日)、いわき市の薄磯海岸で日本財団が主催する「海ごみゼロウィーク」に合わせた海岸のゴミ拾い活動が行われました。今回は福島県内5ヶ所で一斉清掃活動が行われ、薄磯海岸は県内唯一の海岸でのゴミ拾い活動となりました。
この日は朝早くにも関わらず企業や団体、個人などおよそ150名ほどが参加。地元の海の「ごみゼロ」を目指す取り組みを取材してきました。
薄曇りの日曜の朝、いわき市の薄磯海岸に集合したのは、なんと約150名。海上保安庁、JT、第一生命などの官公庁・企業の職員から、小名浜海星高校の生徒のみなさん、さらには親子連れで参加された方など、幅広い層の参加者が一堂に会しました。
冒頭、全国各地を飛び回り実際にゴミ拾いをしながら、その様子をYouTubeなどで発信し啓発活動を行っている、「ゴミ拾い侍」のお二方によるダンスパフォーマンスなどもあり、徐々に会場の雰囲気が盛り上がっていきます。
その後、いわき市内の海岸でボランティアのゴミ拾い活動を定期的に行なっている「いわきフェニックス」の方からゴミ拾いのレクチャーをいただき、早速ゴミ拾い活動開始です。
薄磯海岸は南北に1kmというながーい海岸線を擁する海水浴場。周辺の海岸に比べて波が穏やかで、家族連れの海水浴客などに人気のある海水浴場です。夏になると多くの海水浴客で賑わう地元の海から、ゴミをなくし「海ごみゼロ」にすべく、みなさん黙々とゴミを拾っていました。
砂浜には先ほどダンスパーフォーマンスをされていた「ゴミ拾い侍」のお二方の姿も。次々と海岸のゴミを「成敗」していきます。
参加者の中には「海ごみに関心があり、ゴミ拾い活動に参加するチャンスを伺っている中で、今回のイベントをSNSで知って有志で参加した」という親子連れの姿も。世界各地で海洋ごみの問題が深刻化していますが、こうして市民レベルで行動を起こしてくれる方がいらっしゃるのはとても心強い!
海プロでもゴミ拾い活動のお知らせをしていきますので、ぜひみなさんもお気軽にゴミ拾い活動に参加してみてくださいね。
イベント名 | 「海ごみゼロウィーク」に合わせた県内一斉清掃活動 |
参加人数 | 約150名 |
日程 | 2021年6月6日(日)9:00〜 |
場所 | いわき市薄磯海岸 |
主催 | 日本財団・海と日本プロジェクト |
協力 | 海上保安庁・JT・第一生命・いわきフェニックス・福島中央テレビほか |