レポート
2021.12.22

2021年の海と日本プロジェクト in ふくしまでの活動を振り返って

 

みなさん、こんにちは。海と日本プロジェクト in ふくしまレポーターの松井です。

今年も残すところあとわずかですね。みなさんはどんな1年だったでしょうか。私は今年の6月にいわき市に移住してきて、海と日本プロジェクト in ふくしまレポーターとして海に関わるイベントや活動、私自身が感じたことなどについてお伝えしてきました。今回は6月からの活動を振り返っていきたいと思います。

 

コロナ禍が続く中での海のイベント

  1. 7月に四倉海水浴場で開催された「IWAKI BEACH FES」
  2. 快晴の中、多くの海水浴客が訪れた原釜尾浜海水浴場での海開き
  3. 「おさかな教室」では海プロとのコラボレーションも

去年に引き続き、今年も新型コロナウイルスの影響で多くの海のイベントが中止になってしまいました。みんなの夏の楽しみである海開きも多くの海水浴場で中止となりました。

そんな中でも、相馬市の原釜尾浜海水浴場、新地町の釣師浜海水浴場では、感染症対策をしっかりと行ったうえで、海開きが行われました。私もこの2つの海水浴場での海開きの様子を取材してきました。

どちらの海水浴場でも、海で遊ぶ人たちの楽しげな声が響き渡り、それを聞いているだけでも夏の海の楽しい雰囲気を味わうことができました。来年の夏はより多くの海水浴場で海開きが行われるようになるといいですね。

海開きのほかには、幼稚園や小学校で行われた「おさかな教室」の様子もこちらでご紹介してきました。いわきのすり身の魅力、海の魅力、豊かな食文化について、楽しみながら子どもたちに学んでもらいました。

生魚に触ってみたり、「さんまのポーポー焼き」を焼いてみるなど、子どもたちが実際に体験してみると、盛り上がりも違いますし、海に対する関心も持ちやすいのではないかと取材をしている中で感じました。「おさかな教室」は来年も行っていく予定ですので、またその様子をレポートしていきたいと思います。

 

日々の生活の中での海との関わり

  1. 「七浜海道散歩」は中之作港からスタートしました
  2. 水産業の現場ではそこに関わる人々の思いが伝わってくるようです
  3. いわきの海沿いをサイクリングしてみると新しい発見があるはず

日々の中での海との関りとしては、まず移住してきてからいわきの海を知るために「七浜海道散歩」と称して、今年全線開通したサイクリングロード「七浜海道」の周辺をドライブしたり歩いたりして見た風景や学んだことをレポートしました。七浜海道をめぐってそれぞれのスポットが持つ魅力を感じながら、いわきの海のことをを知っていくことができました。

また、小名浜港でのカツオの水揚げの様子や、小名浜の水産加工会社「上野台豊商店」さんの工場見学など、水産業の現場に関わる機会を多く持つことができました。そこでは、現場の人たちのこだわりや魚の品質を守ろうという思いが見え隠れしていて、頭が下がる思いでした。

秋頃からは、11月にオープンした自転車文化発信・交流拠点施設「NORERU?」の広報に関わり、自転車に乗る機会も増えました。毎日自転車に乗って海沿いを走ることで、その時々の海の表情の変化を楽しむことができました。

また広報活動の中では、「自転車×音楽」をテーマに、通勤の際に「今日の1曲」を発信していました。そうしたテーマも持つことで、それまでとは違う角度で海を見ることができたように感じます。みなさんも何かテーマを設定してみると、見慣れた海でもいつもとは違った見え方がしてくるかもしれません。

こうして振り返ると、様々な面から海に関われた半年間だったなと改めて思いました。2022年も海と日本プロジェクト in ふくしまでは、福島の海に関するイベント情報や番組オンエア情報のお知らせなど、さまざまな活動を行っていきます。どうぞご期待ください。みなさん、よいお年を!

海と日本プロジェクト in ふくしまレポーター:松井武郎

 

イベント詳細

イベント名2021年の海と日本プロジェクト in ふくしまでの活動を振り返って
\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

誰でも海ごみ清掃できる「拾い箱」がファミマ3店舗に設置
レポート
2024.11.15

誰でも海ごみ清掃できる「拾い箱」がファミマ3店舗に設置

この真実を知るとポーポー焼きが10倍美味しい!
レポート
2024.11.10

この真実を知るとポーポー焼きが10倍美味しい!

ページ内トップへ