レポート
2022.05.18

沼の内海岸で、ビーチクリーン活動を実施!

 

みなさんこんにちは!
海と日本プロジェクトinふくしま、レポーターの前野です。

 

 

2022年5月15日(日)、BEACH CLEAN IWAKI主催のもと、いわき市沼の内海岸でビーチクリーン活動が行われました。当日は、爽やかな海風が吹く沼の内海岸に約30名が集まり、日曜日ということもあって家族連れの方が多い印象でした。

 

 

BEACH CLEAN IWAKIは、2021年11月からいわき市の海岸を中心に、月に一度ビーチクリーン活動を行なっています。代表を務める吉田衣里さんは、幼少期からゴミ拾いに関心を持っていて、あの頃の楽しかった体験を思い出し、いわきの海を綺麗にするとともにまちを盛り上げていきたいという想いで活動をはじめられました。

「まちを盛り上げていきたい」という想いをもつ吉田さんは、活動に工夫を凝らしています。BEACH CLEAN IWAKIの活動に参加した方には、活動を応援する事業者からの協賛として、活動終了後に市内のカフェで使える引換券、お米や野菜などが参加者にプレゼントされます。吉田さんのアイディアが光る取り組みですね!

今回は、「bakery SORA」と姉妹店「OYATSUYA 空のいろ」の協賛で、フロランタンもしくはクリームパンが選べる引換券が配られました!

 

沼の内海岸の今

 
今回清掃を行った沼の内海岸では、他のエリアとは違い、漂流ごみが多い印象を受けました。砂浜のすぐ近くに消波ブロックがあり、一度流れ着いたごみ達は消波ブロックの隙間にどんどんはさまっていくためです。

 

 

一見遠くからだとただ綺麗に見える海岸も、実際に行ってみることでごみが溢れていたり、面白いルアーがたくさんあったりと色々な発見がありました。ビーチクリーンは、沼の内を訪れる人の営み・地域の特徴を知るきっかけにもなっているのです。

 

 

そして特に印象的だったのは、ずっと見ているとだんだんカエルに見えてくるブイの海ゴミです。本来ブイは、上下逆向きで使われ、目に見える部分にロープが通されています。ルアーやブイは、日常生活でなかなか見ることがないため、参加していた子どもたちも面白いごみを見つけて楽しんでいる様子でした。

 

 

1時間でごみ袋約50個分のごみが集まり、活動が終了。
みんなで集まって集合写真の撮影をしている時に、参加者の方にお話を伺いました。

「今回は2回目の参加でした。こういう機会に、地元の海の状況を知れたり、他の参加者の方とゆるくつながれるのがこの活動の魅力だと思います。」
「吉田さんの友人です。はじめは誘われてきたのですが、今では彼女の活動を応援したいという想いで、家族みんなで参加しています。」

BEACH CLEAN IWAKIが大事にしている「ゆるくたのしくごみひろいをすること」、そして代表の吉田さんの人柄の良さで口コミが広がっていき、当初は6名ほどだった参加者が、今では30人にまで増えたのだとみなさんのお話を聞いて感じました。

 

これから

 

参加者が増える一方で、近くに駐車場がない海岸だと、なかなかビーチクリーンを行いにくいのが課題だと吉田さんはおっしゃいます。幼少期に好きだったことを通じて、地域の人と地域のお店、そして人と人がつながれる場をつくりだしている吉田さん。なによりも吉田さん自身が楽しんでいることが、活動を持続したり、誰かに魅力を伝えたりするきっかけになっているのだと思います。

次回は612日(日)に開催予定です。ご都合合う方はぜひご参加ください!

海と日本プロジェクトinふくしまレポーター 前野

イベント詳細

イベント名BEACH CLEAN IWAKI #6 @沼の内海岸
参加人数35名
日程5月15日(日)
場所沼の内海岸
主催BEACH CLEAN IWAKI
協賛bakery SORA、OYATSUYA 空のいろ
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