みなさん、こんにちは! 海と日本プロジェクトinふくしまレポーターの清藤です。
2024年8月14日、15日の2日間、四倉町にある海嶽寺で盆踊り大会が開かれました。お里帰りのご先祖様へのおもてなしのために開催される海嶽寺の盆踊り大会。今年で6回目の開催となりますが、私は今回が初参加です!
盆踊り大会は18時過ぎよりスタート。盆踊りは第一部、第二部に分かれ、両部の間に、四倉音頭レクチャータイムがあります。この四倉音頭とは、昭和元年に四倉町を全国にPRしようという目的から、作られた伝統ある踊りです。19時30分からは海嶽寺の客殿内特設会場にて「四倉アーカイブズ上映会」。さらに、盆踊りに参加した人限定で20時にお楽しみ抽選会も行われました!
私は14日の19時20分過ぎから参加しました。用事を済ませ急いだものの、四倉音頭レクチャータイムには間に合わず。盆踊り大会のプログラムは終盤に差し掛かっていましたが、たくさんの人で大盛り上がり。やぐらから奏でられる盆ばやしは聞いている人を虜にし、参加者は素敵な笑顔で盆踊りを楽しんでいました。
人込みをかき分けて「四倉アーカイブズ上映会」を見に行きます。途中屋台が一軒だけありました。面白かったのはその屋台一軒で焼きそば、たこ焼き、厚切りベーコンなどのご飯系のもの、さらにはデザートのかき氷まで提供していたことです。屋台は終始大行列でした。
「四倉アーカイブズ上映会」を見に客殿内に入ると、年配の方から小さな子供まで幅広い年代の方が参加されていました。そこでは、昭和33年、34年の「港まつり大カーニバル」の映像が上映され、当時のことを知る人は懐かしみ、子供たちがその思い出話に耳を傾ける場面も。昔の四倉町を覚えている人が少なくなっている今、この上映会のようなイベントで後世に伝えていくのはとても素敵だと思いました。
また、映像からでも活気が伝わり、当時、港町として四倉町が如何に栄えていたかも知ることができました。港から四ツ倉駅まで、町民たちが仮装をしてパレードする様子は、とても楽しそうで、見ているだけで参加している気分になれました!
イベント通じて、昔の四倉町の様子や四倉音頭の存在など知らなかった四倉町の魅力を発見できました。やぐらには大漁旗が飾られており、海のある四倉町らしいお祭りだとも思いました。今も映像で見た四倉町の面影がいたるところにあり、歩いているだけで港町の良さを楽しめます! 来年の開催も期待し、次こそは四倉町の伝統的な踊り「四倉音頭」をマスターしに行きたいです!
イベント名 | 第6回海嶽寺盆踊り大会 |
日程 | 8月14日(水)・15日(木) |
場所 | 東陽山海嶽寺 |
福島工業高等専門学校ビジネスコミュニケーション学専攻に在学中。出身はいわき市四倉町。魚は見るのも食べるのも大好き。四倉を中心に福島県の海の魅力を発信!