みなさん、こんにちは! 海と日本プロジェクト in ふくしま、レポーターの清藤です。
12月に入り、今年もいよいよ最後の月となりました。寒い日ばかりですが、日中は空が清々しいほど青く、寒くてもお出かけしたくなりますね。天気が良ければ寒くても楽しいという謎の持論から、今回は四倉町―富岡町間を車でドライブしてきました!
どうしてこの区間を選んだのかというと、この四倉町から富岡町までの道のりは、運転中に見る海がとにかくきれいだからです! ラジオや音楽がなくても海が見えるだけで気分があがり、運転が楽しくなります。
四倉町から富岡町までは約35km。休憩を含め往復2時間のドライブです。この日は天気が良く、最高のドライブ日和で、勉強の合間の息抜きにぴったりでした!
財布とスマホをカバンに詰め、いざ出発! ウキウキしながら車を走らせ、海沿いドライブを楽しみます。せっかく富岡町に行くなら途中どこかに寄り道しようと思い、向かったのが楢葉町にある天神岬スポーツ公園。見どころの一つである、大きな鳥居を車で通りながら、駐車場を目指します。
駐車場につき、案内マップを発見。園内はキャンプやレストラン、宿泊施設など魅力的なものが盛りだくさんです。車を降り、1番最初に見つけたのはジェラート屋さん! 食後のスイーツを食べていないなと思い、迷わず入店します。
ジェラートの種類はバニラやチョコレート、イチゴミルクなど王道のものから、ザクロや「楢葉の風」というお酒のジェラートという珍しいフレーバーもたくさんありました。
悩みに悩んで今回、私が選んだ味はどことなく海らしさを感じるしおミルクです!しおのしょっぱさとミルクの甘さが絶妙で最高でした!
歩きながらジェラートを食べているとアドベンチャー広場に到着。
広場全体で海を表現しているかのように、芝生の上にある遊具はどれも青と白が使われており、形もクジラや船といった海をイメージさせるものが多かったです。想像力豊かな子供は芝生を海に見立て、船の遊具で海賊ごっこでもするのかなといった楽しい想像もできました。
どの遊具も子供のワクワク感を再燃させるくらい魅力的で、大人でも遊びたくなる気持ちが芽生えます。しかし、遊べる年齢は6歳まで。対象年齢をゆうに超えている私は、子供の大事な遊び場を壊さないためにも眺めるだけに留まり、広場の端の展望台へ向かいます。
展望台に着き、階段を登ると、大きくてきれいな海が視界に広がります。周りには誰もいなく、この絶景を独り占めしていると思うとなんでもない日でも特別ななったような気分に。静けさの中で波の音だけが聞こえ、ずっと見ていたほど心地良さを感じます。この場所でしばらく景色を堪能した後、再び車に戻り、目的地である富岡町を目指します。
天神岬スポーツ公園を後にし、しばらく海沿いの道を車で進みます。富岡町に入ると小さな駐車スペースを発見。そこを折り返し地点にして、車から降り、一休みすることに。
辺りは静かな海沿いの雰囲気に包まれていて、時間がゆっくりと流れているように感じられます。
視線を移すと、富岡町漁港が駐車場から見渡せ、一隻だけ船が静かに停泊している姿を発見。もっと近くで立派な船体を見たいなと思いましたが、あまりにもゆっくりしすぎたためか、あっという間に帰る時間になってしまいました。
少しの間、何も考えずに穏やかな海の風景を楽しむことができ、晴れやかな気持ちになれました!
車に戻り、再び海沿いの道を通りながら、四倉町へ戻ります。往路とは違う夕方の海の表情を楽しんでいると、途中、岩沢海水浴場の案内板を見つけ、寄り道することに。
初めて来た岩沢海水浴場は砂浜から海までの距離が短く、周りが木々に囲まれているので隠れた名所というような雰囲気がありました。人が誰一人いなく、波の音を聞きながら階段で休憩。ここ最近あわただしかったなと思い、一人で落ち着く時間の大切さを改めて実感しました。
また、普段、車の中から少し見えるくらいの火力発電所が、岩沢海水浴場ではすぐ目の前に。夜になると大きな火力発電所の明かりが辺りを照らしてくれて、昼とは違う海の風景が見えるらしいです。
普段利用する四倉海水浴場とは違った良さを楽しむことができ、素敵な寄り道となりました。。
四倉町―富岡町のドライブは、日常の忙しさを忘れ、自然と心が落ち着く時間を過ごせる心地よい時間となりました!特に海が好きな方や、気軽なリフレッシュを求めている方にはぜひおすすめしたいコースです。次回はどのルートでドライブしようか、今から楽しみです!
イベント名 | 海辺ドライブ |
福島工業高等専門学校ビジネスコミュニケーション学専攻に在学中。出身はいわき市四倉町。魚は見るのも食べるのも大好き。四倉を中心に福島県の海の魅力を発信!