いわきの新たな名物? 「磐城イセエビ」

2021-10-18
海と日本PROJECT in ふくしま

 

みなさん、こんにちは。海と日本プロジェクト in ふくしまレポーターの松井です。

突然ですが、みなさんはいわき市でイセエビの漁獲量が急増していることをしっていますか? 震災前は多い年でも1年間に2トン程度の漁獲量だったのが、2019年3.7トン、2020年4.4トンと倍増しており、今年は9月までで4.5トンにのぼるそうです。

 

ブランド化が進められる「磐城イセエビ」

  1. 先月商品化された「磐城イセエビのピッツァ」
  2. 新たな名物として市場関係者の間でも期待が高まっている
  3. 漁獲量増加の背景には温暖化の影響が

そんな中、小名浜の吹松に工場を構える水産加工業者「上野台豊商店」の上野臺社長は、いわきで水揚げされたイセエビを「磐城イセエビ」と命名し、新商品を開発したそうです。この「磐城イセエビ」という名前は、Twitter上で名前の募集をして決めたそう。

現在販売されている「磐城イセエビ」を使った新商品は、「磐城イセエビのピッツァ」「磐城イセエビのパスタソース」「磐城イセエビのグリル」の3商品。これらの商品は、いわき駅前のイタリアンダイニング「La Stanza」の北林シェフとタッグを組んで開発されたそう。

このようにブランド化も進み、いわきの新たな名物としての期待が寄せられている「磐城イセエビ」ですが、漁獲量が急増した背景には温暖化の影響があると指摘されています。温暖化により海の水温が上がったことで、暖かい海を好むイセエビがいわきでよく獲れるようになっているそうです。

温暖化が背景にあるということで、漁獲が好調なのは手放しで喜べることではありませんが、おいしく食べながら環境について考えるきっかけにもなるかもしれません。

海と日本プロジェクト in ふくしまレポーター:松井武郎

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