レポート
2017.05.15

福島県に今年最初のカツオが水揚げ

 

皆さんこんにちは。海と日本PROJECT in ふくしま専任事務局員の小松です。

先日、5月13日(土)、小名浜港に今年はじめてのカツオが水揚げされました。カツオといえば福島県浜通りの夏の風物詩。なくてはならない魚です。最初の水揚げは、やはり皆さん心が躍るもの。量は5トンとかなり少なめでしたが、多くの市民が「小名浜の夏」を味わったようです。

カツオを水揚げしたのは、青森県八戸市の第二十六惣寳丸。福島県沖で漁獲されたカツオを、そのままフレッシュな状態で水揚げしました。実は、福島県いわき市は、全国でも有数のカツオの消費地。刺身だけでなく様々な家庭料理でカツオを楽しみます。なかでも郷土料理「カツオの揚げびたし」は有名ですね。

震災後、カツオの水揚げはまだまだ震災前の数量にも戻っていませんが、カツオは小名浜港の主力品種だけに、朝から関係者や流通業者が忙しく動き回り、港には活気が感じられました。ほとんどが市内のスーパーや鮮魚店に販売され、その日のうちに市民が買い求めたということです。

 

小名浜の夏の味覚が今年初登場!

  1. 青森県八戸市の第二十六惣寳丸による水揚げ。
  2. 初夏ならではのサッパリとした味が楽しめるとのこと。
  3. カツオの水揚げは小名浜にはなくてはならない風景。

 

カツオというと、やはりいわきになくてはならない魚です。いわき市民は、このカツオの刺身を大量の摺り下ろしニンニクとともに頂きます。カツオの旨味とニンニクの旨味。このおいしさ、1人でも多くの方に味わってもらいたいですね。今年は全国的には不漁になるのではという予想もあるそうです。漁師の皆さんの豊漁を祈りたいと思います!

(専任事務局員・小松)

 

イベント詳細

イベント名小名浜港カツオ発水揚げ
場所福島県いわき市小名浜漁港
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