今がおいしい、いわきのメヒカリの干物

2017-6-15
海と日本PROJECT in ふくしま

 

みなさんこんにちは。海と日本プロジェクトinふくしま、専任事務局員の小松です。

昨年、このウェブサイトの取材でお世話になった、小名浜の加工会社「上野台豊商店」さんで、メヒカリの干物の加工が最盛期を迎えているということなので、取材してきました。メヒカリと言えば、いわきを代表する魚の1つ。シシャモのような小さな魚ですが、淡白な白身と脂身のうまさが人気です。

その「メヒカリ」を使った干物の製造が最盛期を迎えています。本来は冬期が旬と言われるメヒカリですが、海水温の上昇などもあり、旬の時期が少し後ろにずれていると言う漁業関係者もいるほど、今では夏頃まで食べられるようになっています。旬が伸びるのはいいことですね。

工場を見学させてもらうと、職人たちが1枚1枚、手仕事で干物を加工していました。ウロコや肝などを丁寧に取り除き、塩水につけて仕上げています。その後、品質を一定に保つべく乾燥機にかけて完成とのこと。1枚1枚手開きなのは驚きました。おいしさの裏には、手間を惜しまずにものづくりに励む皆さんの努力があったんですね。

 

淡白な旨味を閉じ込める干物の魅力

  1. 粗脂肪が豊富で旨味の強いいわき産メヒカリ。
  2. 新鮮なメヒカリ、1尾1尾丁寧に加工されています。
  3. 機械任せにせず、職人の手仕事で仕上げていきます。

 

福島県水産試験所で調査したところ、福島県産のメヒカリは他地域産の同サイズのメヒカリと比べて粗脂肪が高いことが確認されたそうです。また、いわき市も、全市でブランド化を進めており流通や加工技術に優れているため、おいしいメヒカリの加工品が楽しめるとのこと。

取材の協力頂いた上野台豊商店の上野臺社長によると、こちらのメヒカリの開き、県内外の食のイベントで、今度大々的に販売していきたいとのこと。真心と手間ひまかけた福島の海の幸、皆さんに喜んで頂けるはずです。

(専任事務局員・小松)

 

イベント名メヒカリの開き干し加工
場所いわき市小名浜吹松「上野台豊商店」
  • 「今がおいしい、いわきのメヒカリの干物」
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