レポート
2022.06.22

海のある暮らし【中之作編vol.2】

 

みなさんこんにちは!海と日本プロジェクト inふくしまレポーターの前野です。
これまで海と遠い暮らしをしていた私ですが、2022年4月にいわきにやってきて、人生で初めて、海が身近に感じられる暮らしを送っています!

海プロ inふくしまのレポーターとして、福島県の海にまつわる様々な情報や、私の暮らし・体験を発信していきたいと思います。海のある暮らしシリーズ第四弾の今回は、中之作編vol.2と題し、私が今住んでいるシェアハウスの休日をお伝えします。

これからの暮らしをつくるシェアハウス

  1. きぬさやの筋を、みんなでとりました。
  2. シェアメイトの一人は、管理栄養士です。
  3. 実家から、年代物の梅酒が届きました。

以前こちらの記事でご紹介したように、私は今中之作にあるシェアハウス「コウノヤ」に住んでいます。ここは、震災で被害を受けた建物の修復・保存を通して、地域の歴史と文化の伝承、コミュニティ作りを目指し活動している「NPO法人中之作プロジェクト」が運営するシェアハウスで、「公」「港」「乞」の三つの「コウ」をテーマに、これからの「暮らし」をつくっていく場所です。

シェアハウスと聞くと、いつもみんなでご飯を食べているというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、今一緒に住んでいるメンバーは、仕事や生活リズムがバラバラであるため、全員が集うことはそう多くはありません。

タイミングがあった時に、ご飯を食べながら一緒に映画をみたりお酒を飲んだりして、時間を共にする。シェアハウスによっていろいろなルールがあると思いますが、私はコウノヤのこの自然な雰囲気がとても心地よいなと感じています。

人も動物も草刈りを行う休日

  1. シェアハウスの先輩が、草刈り機の扱い方をお手本としてみせてくれました。
  2. 葛尾村からやってきた、ウミくん。清航館の館長を務めています。
  3. シェアハウスの草刈りを手伝ってくれました。一仕事を終えて、自宅に戻ります。

先日、住人のうちの一人と休みがあったため、家の駐車場の草刈りを一緒に行いました。シェアハウスの駐車場は車一台分しか停められるスペースがないため、近隣の方に近くの土地を貸していただいています。土地を貸す代わりに草刈りを行うという条件で借りていて、なんと、お金はかかっておりません。周りの人に支えていただいて今の暮らしがあるのだと、改めて実感します。

草刈り機を借りるために、中之作プロジェクトが運営する拠点のひとつ、「清航館」に向かいました。するとそこには、新しく清航館の館長になったヤギの「ウミ」くんが! ウミくんは、抜いても抜いても生えてくる雑草を食べたり、中之作に訪れた方を迎え入れたりと、すでに館長として大活躍しているそうです。

シェアハウスに戻ったあとは、ウミくんにも手伝ってもらいながら、駐車場の草刈りにとりかかりました。草刈り機を使うのが初めてだったため、電源の入れ方や操作方法などを教わった後に、いよいよ実践! 草が刈られる時のサクッという音にテンションが上がりながら、シェアメイトと協力し、どんどん作業を進めていきました。40分ほど経って全範囲の草を刈り終え、綺麗になった駐車場をみて、二人で達成感に包まれていました。

一人でやるには腰が重い作業も、誰かの助けを借りて一緒に取り組むことで、楽しいイベントに変わります。今後、シェアハウスを拠点に、日常を楽しむメンバーを増やしていきたいと思います! 日々の暮らしの様子はこちらからご覧ください。 それではまた!

海と日本プロジェクト inふくしまレポーター:前野

イベント詳細

イベント名コウノヤでの草刈り
場所コウノヤ
協力NPO法人中之作プロジェクト
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