みなさん、はじめまして! 今年度から「海と日本プロジェクト inふくしま」のレポーターを務めることになりました、染矢です。
埼玉県出身で、2021年にいわきへ移住してきました。私の故郷とは違い、人懐っこく、愛にあふれた地元の方々との交流や、豊かな自然を楽しみながら充実した「いわきライフ」を送っています。
4月といえば、新しい生活がスタートする時期ですね。年度始めの訪れを告げる桜が、4月1日にいわき市でもいよいよ開花しました!
今回、私がおすすめしたいお花見スポットは、小名浜にある「三崎公園」です。いわきの桜の名所でもあり、海沿いに位置しているため、オーシャンビューも合わせて楽しめちゃいます!
おすすめの撮影スポットと合わせて、現在の桜の開花状況も同時にお伝えします。
海上46mの高台に位置する三崎公園は、ショッピングセンターや水族館、物産店などが集まる小名浜港から車で5分ほどの場所にあります。
車で緩やかなカーブを登っていくと、早速桜並木がお出迎え。この日は、まだ8分咲きぐらいでしたが、華やかな桜の歓迎に思わず、「きれい!!」と声が出るほど感動しました。
園内には多数の駐車場がありますが、桜が集中している公園の入口付近に停めるのがおすすめ。
まずは、駐車場からすぐの場所にある芝生広場へ。なだらかな勾配をいかした広場を囲うように桜並木が続いています。休憩にぴったりなイスやテーブルが設けられていて、ゆっくりお花見するのに最適なスポットです。
広場の中央では、三崎公園のシンボルである「いわきマリンタワー」と桜のツーショットが撮影できます。
この日は平日にもかかわらず、家族連れやカップル、グループ団体の方など桜を見に訪れる人たちで賑わっていました。散歩の途中で立ち止まって撮影する人、家族やグループで桜と一緒に記念撮影をする人、レジャーシートを広げて食事をする人など、待ち望んでいた桜の開花を喜んでいる姿が印象的でした。
桜並木が続く坂を芝生広場からいわきマリンタワーに向かって上ったエリアが、イチオシの絶景スポットです!
華やかなピンク色に染まる桜に新緑の芝生が映え、さらにその後ろには果てしなく続くオーシャンビューが広がっています。このスポットまでずっと坂を上ってきたので息が上がり早くもヘトヘトになっていましたが、疲れが一気に吹き飛ぶほどの眺望でした。晴れていれば、より感動的な景色が見渡せそうです。
また、いわきマリンタワーの近くには「シーフードレストラン メヒコ」が隣接しています。店内は全面ガラス張りで、食事をしながら桜と海の絶景が一望できます。
桜を堪能したら、お次は三崎公園のハイライト、海ビューを見に行きましょう!
三崎公園の沿岸に建つ潮見台に向けて坂を上っていきます。
本命の海はまだ見えないものの、「ザブーン、ザブーン」と波音が歩みを進めるごとに近づいてきます。海風にのせて潮の香りが全身を包み込み、「早く海が見たい!!!」という衝動にかられ、自然と早歩きになります。
潮見台を上り始めると海が見えてきますが、より海を見た感動を味わうために、私はあえて足元だけを見て、屋上まで螺旋階段を一気に駆け上がりました。
展望台の薄暗さから一転して、目の前には果てしなく続く太平洋が広がっています。この日は曇天でしたが、突出した岩に波がうちつけるダイナミックな姿や、遠くにぼんやりとした水平線が見渡すことができ、ぼーっと時間を忘れて見入ってしまいました。
実は、この展望台が楽しめる景色は海だけではないのです!
海を背後にして公園の方を向いてみると、いわきマリンタワーとそのお膝元に息吹き始めた木々と桜が見渡せます。
1階は、海にせり出した細長い展望台があり、園内屈指の人気のビュースポットです。塀が低いため海がより近くで感じられます。目をつぶってみると、心地よい波音だけが聴こえ、まるで海の上に立っているような感覚になりました。
絶景のほかにも、園内を散策している途中で、道端に咲くタンポポや、のそのそと移動するカタツムリ、美しい鳴き声を披露する小鳥など草花や生き物と出合うことができ、春の訪れを感じる1日となりました。
広大な敷地を誇る三崎公園には、今回紹介した以外にも多くの絶景がポイントが潜んでいます。
みなさんも週末は、自分だけの絶景ポイントを探しに三崎公園へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
イベント名 | 桜&海のコラボビュースポット |