レポート
2017.06.09

ふくしま海遺産 第11回 JR末続駅

 

みなさんこんにちは。海と日本プロジェクトinふくしま専任事務局員の小松です。

こちらのコーナー「ふくしま海遺産」は、日常の景色に埋もれがちな「地元の海の遺産」を今一度掘り起こし、その場所を紹介しながら、改めてその価値を再確認しようというコーナーです。不定期に更新しており、今回が11回目となります。

さて今回ご紹介するのは、いわき市最北端の無人駅「JR末続駅」です。海の見える丘の上にあり、そこから見下ろす海の景色や昔懐かしい駅舎がとても美しく、カメラ愛好者の間でも人気のスポットになっています。普段は、常磐線の普通列車が停車しますが、停車中の電車の中からも美しい海が見えると評判なのだそうです。

2011年の東日本大震災では、駅の真下にまで津波が押し寄せたそうです。駅から海を見下ろすと真新しい防潮堤が視界に入ります。駅からの眺望は震災前と変わりましたが、しかし、海の美しさは変わりません。災害があってもなお力強くこの地で生きていこうとする皆さんの姿を想像しつつ、ゆったりとした時の流れを感じることができました。

 

昔懐かしい、海の見える小さな駅

  1. 駅のそばにはあじさいの群生地もあります。
  2. 昔懐かしい駅舎。とてもフォトジェニックです。
  3. 電車が来るまでぼんやりと海を眺めてみてもいいかも。

 

末続駅のある久之浜町末続地区には、アジサイの群生地があり、初夏にはたくさんのアジサイが咲き乱れます。撮影に行った6月初旬は、まだ咲き始めといった印象。もう少しすると、いわきの海を思わせる美しい青のアジサイが楽しめるはずです。

(専任事務局員・小松)

 

イベント詳細

イベント名JR末続駅とアジサイ群生地
場所いわき市久之浜町末続
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