皆さんこんにちは。海と日本プロジェクトinふくしま専任事務局員の小松です。今日は「うみのえいがプロジェクト」のワークショップの模様をレポートします。
海と日本プロジェクトinふくしまでは、今年、故郷の今の海を見つめ、未来に繋げていくための「映画」を制作することとなりました。それが「うみのえいがプロジェクト」。制作にあたって、皆さんより海にまつわる「エピソード」を募集していましたが、無事にエピソードも集まり、物語を具体的に練り上げていくプロセスに入っています。
それに関連して、寄せられたアイデアを映画にするためのワークショップが、いわき市のいわき総合高校で開催されました。映画監督の羽賀慎一郎さんを講師に、同校で演劇などを学ぶ生徒たちおよそ50名が参加。エピソードを映画の台本に膨らませていくためのアイデアや、台本の具体的なストーリーを考えました。
いわき総合高校は、福島県でも有数の芸術校。特に演劇部や演劇コースの生徒による作品は、全国でも高い評価を受けています。うみのえいがプロジェクトでは、そのいわき総合高校と協力を依頼し、生徒に映画出演をしてもらうなど、さまざまなコラボレーションをしていく予定です。今回のワークショップもその一環です。
この日は、羽賀監督を講師に、寄せられたエピソードの膨らませ方を学びました。生徒たちは、勿来や豊間、薄磯など、いわき各地の海岸をテーマにしたグループに分かれ、その海岸の現状などに合わせて、寄せられたエピソードを物語に膨らませていきます。
大事なのは、登場人物や季節感、復興の状況などに設定に齟齬がないか。どのような登場人物なら、エピソードがより魅力的になるか。羽賀先生のアドバイスを受けながら、生徒たちはオリジナルのストーリーを作り上げていきました。高校生の自由な発想が、どのように映画を作るのか。とても楽しみです。
うみのえいがプロジェクトでは、来月も同様のワークショップを開き、生徒たちとともに映画のストーリーを作り上げていきます。次回はより実践的なワークショップになるとのこと。その模様も、またこちらにアップします!!
(専任事務局員・小松)
イベント名 | ふくしま・うみのえいがプロジェクト ワークショップ |
参加人数 | 50名 |
日程 | 2017年5月20日(土) |
場所 | 福島県立いわき総合高校 |
主催 | 海と日本プロジェクトinふくしま |