レポート
2016.08.10

シリーズ「海と復興」道の駅よつくら港

 

東日本大震災で巨大津波の被害を受けた福島県浜通り。地域の復興の「今」を見つめ、今一度、海に根付いた地域の文化や、その町に生きて来た人たちに思い馳せたい。海と日本 PROJECT in ふくしまでは、そんな思いから、被災地の今を紹介するシリーズ「海と復興」をお届けして参ります。

第3回は、いわき市北部の港町、四倉町にある「道の駅よつくら港」をご紹介します。

道の駅よつくら港は、四倉海水浴場のすぐとなりにあり、新鮮な産直野菜やいわきの物産を取り扱う駅です。震災前から市民に愛される存在だった道の駅でしたが、甚大な津波被害を受け、建物が全壊。原発事故の影響もあり、復活は難しいとも思われていました。

しかし、震災後見事に再建され、前にも増して活力のある場として生まれ変わっています。駅のすぐ脇には震災の被害や復興の現状などを知ることができる資料館も併設されています。震災から5年半という時を、この場所がどのように過ごしてきたのか、ぜひご覧下さい。

店舗では、前にも増していわき、そして福島の物産が勢揃い。特に、地元のお母さんたちが作る「ウニご飯」などのお惣菜が人気。「浜の味」を気軽に楽しむことができるほか、2階にはフードコートもあり、海鮮丼などを存分に楽しむことができます。

 

見事に復活した市民の道の駅

  1. 震災直後の状況 写真提供:夜明け市場
  2. 現在の様子。見事に復活を果たしました。
  3. 店内は地元の「うまいもの」が大集合

 

いわきの浜の味を楽しみながら、復興に思い馳せ、そして海に親しむ。そんな場所が、この「道の駅よつくら港」です。ぜひご家族で足を運んでみて下さい。近くには、四倉漁港や四倉海水浴場などもあります。浜風を浴びながら、まったりと散策してみてはいかがでしょうか。

 

イベント詳細

イベント名道の駅よつくら港
場所福島県いわき市四倉町五丁目218−1
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