港町小名浜に大漁旗たなびく「どんとやれ大漁旗」開催

2017-5-8
海と日本PROJECT in ふくしま

 

皆さんこんにちは。海と日本PROJECT in ふくしま専任事務局員の小松です。ここでは、福島県浜通り地区を中心に、海にまつわるイベントや出来事を紹介しています。

ゴールデンウイークの5月4日、いわき市小名浜を流れる小名川沿いの地区では、沿岸にたくさんの大漁旗を掲げて地区のお祭りを祝うイベント「どんとやれ大漁旗」が開催されました。五月晴れの素晴らしい天気のもと、色とりどりの旗の下にたくさんの市民が集い、地域の発展と豊漁を祈りました。

このイベントは、小名浜諏訪神社の例大祭に合わせ、神社のそばを流れる小名川に大漁旗を掲げるイベントで今年が2回目となります。沿道には水産加工品の販売メーカーや地域の生産者がブースを出し、さながら朝市のような雰囲気。朝からたくさんの市民が訪れ、大漁旗を見上げながら買い物を楽しんだようです。

また、近くの広場には特設ステージが設けられ、冒頭の挨拶では、いわき市の清水敏男市長が「水産業の復興はまだ道半ばだが、小名浜から漁業再生の狼煙をあげたい」と力強く宣言。小名浜地区の高校生らも、いわき市の伝統芸能「じゃんがら念仏踊り」やフラダンスを披露するなど、港町には若々しい活気が蘇りました。

 

たくさんの大漁旗で、いわきの漁業復興を祈る

  1. 色とりどりの大漁旗が港町を流れる小名川を彩った。
  2. 地元の高校生たちによる「じゃんがら念仏踊り」の演舞。
  3. いわき市内の水産業者も自慢の商品を販売。

 

福島県南部最大の漁港である小名浜港。現在の試験操業による水揚げは、震災前の1割程度と復興にはほど遠い状況ですが、やはりお祭りの日ばかりは皆さん笑顔。そんな笑顔に勇気づけられながらも、市民として、消費者として何ができるか。福島の海とわたしたちの関わりを考えさせられる1日となりました。

(専任事務局員・小松)

 

イベント名どんとやれ大漁旗
参加人数2000人
日程2017年5月3日、4日
場所いわき市小名浜地区内、小名川沿岸
主催大漁旗プロジェクト
協力小名浜機船底曳網漁業協同組合、いわき市漁業協同組合・小名浜魚市場女性部、下神白採鮑組合、県立小名浜高等学校、県立いわき海星高等学校、県立平商業高等学校、県立磐城農業高等学校、割烹一平、野崎荘
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