みなさんこんにちは、海と日本プロジェクト in ふくしま、専任事務局員の小松です。昨年から続くコロナ禍。息の詰まる生活を余儀なくされている人も多いと思いますが、コロナ禍でも様々な形でイベントが開催され、どうすれば感染を防げるかの知見もまた積み重なってきました。自粛ムードも強くありますが、そうした知見を生かし、じわじわとではありますが、催しやイベントが復活してきています。
7月10日。いわき市の四倉海岸では「IWAKI BEACH FES」が開催されました。あいにくの曇り空ではありましたが、慣れ親しんだ地元の海、砂浜。そこに響く賑やかな歌声は、やはり格別のものがあります。会場には、休日を海で過ごそうという人たちが数多く訪れ、フェスならではのピースフルな空間になっていました。
メインステージでは、地元いわきのアーティストを中心にさまざまな楽曲が演奏されました。なかでも、いわきの海を活気づけようという「メヒカリウォーカーズ」のステージが大盛り上がり。演者や関係者、マスクをつけた観客たちも一緒に楽曲に合わせて手を降ったり、ダンスをしたりと、フェスの空気を充分に楽しんだ様子でした。
また、会場の四倉海水浴場では、日本サーフィン連盟(NSA)が主催する、第38回全日本級別サーフィン選手権大会も開催されました。この大会は、NSAの主要4大会の一つで、福島県内での開催は初めて。いわきの海の魅力は、きっとサーファーたちにも広く伝わったはずです。
少しずつではありますが、こうして海に人が集い始めること、実際にその場を楽しむことで、かつての賑わいが取り戻されつつあることを実感できるはず。こうした小さなフェス、小さな試みを積み重ねる先に、海と人の新しい関わりが生まれてくるのかもしれません。
海と日本プロジェクト in ふくしま 専任事務局員 小松
イベント名 | IWAKI BEACH FES |
日程 | 2021年7月10日(土) |
場所 | 四倉海水浴場 |
主催 | 福島県サーフィン連盟 |