「海にあふれる無数のゴミ」
と聞いて思い浮かべたその海は、あなたがいつ見た海ですか。普段海から離れたところで暮らしていると、あまりピンと来ないかもしれません。でも実は、海のゴミの8割は、私たちが生活する街から流れ着いたものなんです。
7月16日の「海の日」に合わせて、きれいな海のために福島県内各地で行われた一斉清掃活動。日本財団「海と日本プロジェクト」も、『海の日 全国一斉アクション!海でつながるゴミ拾い』というアクションを行いました。子どもから大人まで、「海でつながるゴミ拾い」に参加したのは5団体のおよそ100人。海と人とのかかわりに思いを馳せながら、街をきれいにする1日となりました。
県内各所で行われた清掃活動ですが、ここでは『海の日 全国一斉アクション!海でつながるゴミ拾い』にご協力いただいた5団体の活動の模様を紹介します。
いわき市のボランティア団体「いわきフェニックス」と「いわき市海岸保全を考える会」の皆さんが行ったのは、まさに「福島の海」のゴミ拾い。海と暮らしている皆さんだけに、「ホームの海をきれいにする」「ゴミを拾うのは当たり前」と、きれいな海への強い思いを感じました。
郡山市の町内会「池ノ台親和会」の皆さんも、朝早くから集まってくださいました。普段からゴミ拾い活動をされているだけに、チームワークも抜群です。大雨の後、池の周りにゴミがあふれているのを見て、街のゴミが流れて海に行くということに思いをいたしていました。
株式会社ふたばの皆さんにもご協力いただきました。双葉郡の富岡町に本社を持つ会社で、きれいな福島県のためにと、清掃活動にもとても前向きに取り組んでおられました。
さらに、チームまるごみふくしまの皆さんは、子育てサークルの皆さんと参加してくださいました。子どもはとても純粋! 宝物を見つけるように、次から次へとゴミを拾ってくれました。
街のゴミを拾える人は、街にゴミを捨てない。あなたの住む街には、街のゴミを拾っている人がいます。「街にゴミを捨てない」人が増えていってほしいと思います。
イベント名 | 海の日 全国一斉アクション!「海でつながるゴミ拾い」 |
参加人数 | 100名 |
日程 | 2018年7月14, 15, 20, 22日 |
場所 | 福島県内各地 |
主催 | 海と日本プロジェクト |