皆さんこんにちは、海と日本プロジェクトinふくしま専任事務局員の小松です。サンマの不漁があちこちで伝えられる中、いわき市ではサンマが大盤振る舞いされました。
9月17日、いわき市の観光物産館「いわき・ら・ら・ミュウ」では、毎年恒例の「サンマ祭り」が開催されました。今年は、全国的なサンマの不漁が続いており、各地で同様のサンマ祭りが中止に追い込まれるなか、いわき市では、なんとかいわきの秋の味覚を味わってもらいたいと、北海道から急遽サンマを取り寄せ、この日の開催にこぎつけました。
準備されたのはサンマ1000尾。物産館で買い物したレシートを提示することが条件になりますが、今年は貴重なサンマとあって、開催前から数百人の人たちが行列をつくり、旬の味を味わいました。関係者によると、今年のサンマは小ぶりで、脂のノリは例年に比べると落ちるものの、その分筋肉質で旨味は強いとのこと。やはりサンマを食べると、秋が始まった気がしますね。
サンマ不漁の原因については、海外の船の漁獲よりも、海水温の変化などの海の環境変化や漁業資源の減少など、むしろ自然環境がもたらす影響が大きいという報道もあります。秋になったら食べたくなるサンマですが、これを好機として、「資源を守りながら楽しく味わう術」を、私たちも見つけていく必要がありそうです。
(専任事務局員・小松)
イベント名 | いわき・ラ・ラ・ミュウ さんま祭り |
参加人数 | 1000人 |
日程 | 2017年9月17日(日) |
場所 | いわき・ラ・ラ・ミュウ |