うみの映画プロジェクト「海のキャンバス」東京にて上映会開催

2017-9-24
海と日本PROJECT in ふくしま

 

海と日本プロジェクトinふくしま専任事務局員の小松です。

9月23日、ユナイテッド・シネマ豊洲におきまして、今年、海と日本プロジェクトinふくしまがいわき市の高校生たちと制作してきたショートムービ『海のキャンバス』の完成試写会が行われました。福島の海と等身大に向き合ってきた高校生たちの映画、東京の皆さんにも無事に届けられました。

上映会に先立って開かれたトークショーでは、福島中央テレビの長江アナウンサーが司会を務め、監督の羽賀慎一郎さん、主演の今井楓さんに加え、専任事務局員である私も登壇させていただき、全員で、福島の海の魅力や、東京に暮らすみなさんに知ってもらいたいことなどをお話ししました。

トークで印象的だったのは、監督の羽賀さん世代と、主演の今井さんの世代では、海と距離感が全く異なること。羽賀さん世代は、いわきの海に当たり前のように接し、日常化していたのに対し、小さい頃に震災を経験した今井さんは、ほとんど海で遊ぶことはなくなっていると言います。

しかし、今井さんは「怖い海のイメージが強かったけれど、10年ぶりくらいに訪れた海が本当に美しかった。距離が縮まった気がした」と話をしていました。まさにこれが大きなヒント。何かきっかけがあれば、震災で受けた傷も癒すことができるのかもしれません。

トークショーの中でも日本財団の調査結果が触れられましたが、今、日本の若い世代に「海離れ」とも言える現象が起きています。震災を経験した今井さんが海との距離を縮めたように、魅力や、それを感じる機会を意識的に作ることができれば、海の魅力はきっと再発見される。そんなことを感じる上映会になりました。

 

映画を通じて、海との距離を縮める

  1. 上映に先立って行われたトークショーの模様。
  2. 日本財団の有川孝からも皆様にご挨拶させて頂きました。
  3. 会場となったユナイテッド・シネマ豊洲。

 

映画の撮影を通じて海との距離が縮まり、改めて海の魅力を知ることができたという主演の今井さん。その思いは、この映画を見たあなたの心にも通じるはずです。海の美しさ、海の楽しさ、そして、海の優しさ。色々なものが詰まった映画。ぜひ機会がありましたら、ぜひこのショートムービー「海のキャンバス」をご覧ください。どこかで上映される、なんてことが決まりましたら、こちらでも告知させていただきます。

(専任事務局員・小松)

 

イベント名「ふくしま うみのえいがプロジェクト」完成披露試写会
参加人数50人
日程2017年9月23日(土)
場所ユナイテッド・シネマ豊洲
主催海と日本プロジェクトinふくしま
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