いわきが誇るサンマ船「権栄丸」 新船お披露目式

2018-7-8
海と日本PROJECT in ふくしま

 

いわきの秋の味覚「さんま」。そのさんまを漁獲するのが「さんま棒受け船」と呼ばれる漁船です。7月8日(日)、いわき市の小名浜港では、新型のさんま船「第十一権栄丸」の新船お披露目式が開かれ、たくさんの漁業関係者が港に集まり、豊漁と安全を祈りながら、新船の誕生をお祝いをしました。

このたび完成した第十一権栄丸は、いわき市の水産会社丸中漁業が持つさんま棒受け船。これまで使っていた第十一権栄丸が古くなったため、今年の秋から現場投入される後継船となります。この日は、漁業関係者から送られたたくさんの大漁旗を身にまとい、誇らしげな雰囲気で小名浜港に停泊していました。

この日は、特別に船室も見せて頂けることに。海を見下ろす操舵室。船員が寝泊まりする船室など、どの場所にもハイテク機器が配置され、とてもコンパクトで機能的になっていました。さんま漁は、一度漁に出ると群れを狙って航海を続けるため、危険とも隣り合わせです。船室からは、漁の大変さもにじみ出ていました。

 

今年の秋から前線投入。豊漁なるか!

  1. 霧でほとんど見えませんが、大漁旗が誇らしげでした
  2. 誰でも船室に入れ、子供たちが歓声をあげていました
  3. こちらが仕事場。真新しい設備が充実しています

 

私たちは普段から美味しい魚を食卓に並べますが、どの魚が、どのような漁で獲られているのかなどは、あまり詳しく知る機会がありませんが、こうして間近に見せて頂く機会があると、買う・食べるという行為にも、少し変化がもたらされるはずです。

どんな人たちが、どんな船に乗り、どんなところで、どのような漁をしているのか。その姿を少しずつでも知ろうとすること。それもまた、海と暮らしの距離を縮めるための、大事なポイントかもしれません。

福島のさんま船は、例年だとお盆明け頃、北海道沖に向けて出航します。魚群に合わせて移動し、北海道の根室から、三陸、福島沖と少しずつ南下し、12月頭には漁を終えます。秋の味覚を支える大黒柱、活躍なるか! 期待したいと思います。

(専任事務局員:小松)

 

イベント名第十一権栄丸 新船お披露目式
参加人数100名
日程2018年7月8日(日)
場所いわき市小名浜漁港

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