イベント
2023.10.10

中之作・榎戸にて、骨董市「秋の榎戸市」開催!

 

みなさんこんにちは! 海と日本プロジェクトinふくしまレポーターの前野です! 10月7日(土)、いわき市の小さな港町・中之作にて、中之作の古物が集まる市「榎戸市」が開催されました。さわやかな秋晴れの下、中之作の榎戸地区のみなさんをはじめ、約40名の方が集まり、古本やお皿に懐かしさを感じながら、思い思いにイベントを楽しんでいました。

イベントの主催を務めたのは、中之作・榎戸にあるシェアハウス「コウノヤ」です。私も、コウノヤメンバーとしてイベントの企画・運営に携わりました。かつて生活道路として賑わっていた旧本通り沿いに、再び住民のみなさんが集まれる機会をつくろうと、当日は、コーヒーやお茶のふるまい、絵本の読みきかせ、古着・食器などの骨董品を販売しました。

 

そこに、ベンチがあること

  1. 中之作のお宅に眠っていたお皿
  2. 元幼稚園の先生による読み聞かせ
  3. コウノヤメンバー

14時にイベントがオープンすると、さっそくチラシを手にした榎戸住民のみなさんがあつまってきました。すると、「いや〜ひさしぶりだね。元気にしてた?」という会話が聞こえてきました。榎戸をはじめ中之作では、コロナ禍でイベントの開催を控えていたこともあり、住民のみなさん同士も久しぶりの再会となった様子でした。

中之作は高齢化が進んでいるため、感染を心配しての配慮だと思うのですが、かなり集まりが制限されていたことを改めて実感しました。町よりも小さい「字」の範囲でイベントを企画したことで、期せずして、隣人の関わりも希薄になっていたという事実を知ることができました。

住民の方に楽しんでもらえるように、骨董市や絵本の読み聞かせなど、さまざまな催し物を企画していましたが、久しぶりの再開を楽しみ、ベンチに座って思い出を語らい合う空間を作ること。きっかけづくりこそが、榎戸のみなさんのために私たちができることだったのかもしれない。そんなことを感じました。

イベント会場を貸してくださった大家さんや回覧板を元気に届けてくれるお隣さん、中之作に暮らす多くの方々の支えがあって、コウノヤの暮らしは成り立っていると思います。今後も、中之作について住民のみなさんに教わりながら、一緒に暮らしを楽しむ機会をつくっていけたらと思います。

海と日本プロジェクトinふくしまレポーター:前野

イベント詳細

イベント名秋の榎戸市
参加人数40名
日程2023年10月10日
場所中之作榎戸・空き地
主催コウノヤ
協力中之作プロジェクト、坂本つり具店、中之作のみなさん
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