いわき市北部の港町「久之浜」の久之浜漁港では、久之浜の港町としての魅力を伝え、地域の復興を願おうと「漁港まつり」が開催され、地元の人たちで大きな賑わいを見せました。いわき市第二の漁港久之浜漁港、いよいよ復活の狼煙です。
久之浜漁港は、いわき市北部の中規模漁港で、震災前は「常磐もの」として知られるヒラメやカレイなど、近海物の新鮮な魚介の取引で賑わいを見せていた港です。良漁場としての「久之浜」のブランドも少しずつ認知され、市内の料亭や割烹への出荷も始まっていた矢先の震災でした。
大きな津波の被害を受けた港。限定的な漁が続いているため、肝心の水揚げは再開されていません。しかし、復旧工事も一段落し、ようやく全面復活への道筋が見えてきました。そんな地元の誇り「久之浜漁港」で、おいしい海の幸を味わいながら、地域の人たちと喜びを共にしようと、この祭りが開かれたのです。
甚大な被害を受けた久之浜漁港ですが、関係者の懸命の努力で、ようやく復活の道が見えてきました。依然として厳しい状況に置かれている久之浜漁港ですが、こうして「おらが自慢の港」に集まる地域の人たちの笑顔に触れると、営業再開が、福島の漁業への大きな希望の光になるはずだと、強く実感することができました。がんばっぺ! 久之浜!!
イベント名 | 復興 久之浜漁港まつり |
参加人数 | 1000人 |
日程 | 2016年10月16日(日) |
場所 | いわき市久之浜漁港 |
主催 | 復興・久之浜漁港まつり実行委員会 |