いわき市の小さな港町、中之作で古民家再生事業を展開する「中之作プロジェクト」が主催して、人と風景を撮影した写真の展覧会が開催されています。テーマは「いっきゃって、くっちゃべって、撮る」。港町を歩きながら、そこで見た風景、出会った人たちが撮影された写真が30点以上展示されています。
この展覧会に先駆けて、撮影のワークショップなども開かれていましたが、そこで撮影された写真を展示しようというのが今回の写真展の目的。写真は、古民家を修繕して完成したコミュニティスペース「清航館(せいこうかん)」に展示され、来訪する人たちを魅了しています。
雰囲気のある古民家に展示されると、ギャラリーで展示されるのとはまた違ったイメージが湧くもの。訪れた人たちは、写真1枚1枚をじっくりと鑑賞しながら、港町の情緒を満喫しているようでした。写真展は8月26日まで、いわき市中之作の清航館で開催されます。
中之作の清航館は、中之作の折戸漁港の目の前にあり、古民家の中から太平洋を望むことができます。海がもたらすのは、なにも食品としての魚介類だけではありません。こうした景観や眺望もまた、海のもたらす財産なのだと感じました。ぜひこの中之作の海の美しさ、現地で感じて下さい。
イベント名 | 中之作プロジェクト「港町の風景と人の写真コンテスト」 |
日程 | 2016年8月13日〜26日 |
場所 | 清航館 |
主催 | NPO法人中之作プロジェクト |