イベント
2023.01.20

港町の日常に触れる 「しおのめ まちのめ わたしのめ」開催

 

みなさんこんにちは! 海と日本プロジェクト in ふくしまレポーターの前野です。

1月13日〜15日の三日間にわたって、いわき市の港町、中之作地区の古民家を舞台に、中之作・折戸での暮らしをアートで伝える展覧会「しおのめ まちのめ わたしのめ」が開催されました。写真や映像、アクセサリーや絵画などさまざまな作品が展示され、古民家一体が港町での暮らしを体感できる空間になっていました。

イベントの主催を務めたのは、東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科4年の金子菜々です。金子さんは、大学一年生の時に中之作で古民家再生を手がける中之作プロジェクトでインターンをしていて、インターンが終わった後もこの地域に関わり続けていました。中之作プロジェクトと、中之作地域にあるシェアハウス「コウノヤ」のメンバーの協力のもと、今回のイベントが開催されました。

イベントでは、近隣にお住まいの方やいわき市の別のエリアに住んでいる方など20名ほどが集まり、作品を鑑賞していました。意見や感想を書き込むスペースも設置され、みなさん思い思いにイベントに参加して感じたことを記入されていました。山間部に住んでいる方からは、「同じいわきだけれども、日常の景色が全然違って驚いた」という声もきかれ、暮らしの違いも感じる時間になっていたのではないかと思います。

 

それぞれの「日常」を交わす

  1. 坂をのぼった古民家で、開催された今回の鑑賞会
  2. 日常の断片切り取った写真が、吊るされていました
  3. 感じたことを、すぐにアウトプットできる仕掛け

私も普段中之作に住んでいますが、同じエリアに住んでいても、日常の景色の中でどこが印象に残っているか、どこを切り取るかは、人によって異なっているのだと改めて実感するイベントでした。言葉以外で、その人の想いや感性に触れる機会を、引き続きこのエリアで作っていけたらと思います。

イベント詳細

イベント名「しおのめ まちのめ わたしのめ」
参加人数20名
日程2023年1月13日〜1月15日
場所中之作地区の古民家
主催東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科・金子菜々さん
協力中之作プロジェクト・コウノヤ
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