イベント
2016.07.20

福島の魚を味わおう 2016年7月16日 アクアマリンふくしまで調べラボ試食会

 

おいしい福島の食を1人でも多くの方に味わってもらおうと、いわき市の水族館アクアマリンふくしまでは、海と日本プロジェクトとの共催イベント「調べラボ ふくしまの魚を食べてみよう」が開催されました。開催期間は6月16日から3日連続。それぞれ違う料理が振る舞われました。

福島第一原子力発電所の事故を受け、福島県では安全性の確認された魚種から試験的に漁を再開する「試験操業」が行われています。この日は、その試験操業の対象になっているワタリガニを使用した「カニ汁」が無料で振る舞われました。味付けに使われた味噌やネギも地元産にこだわり、水族館のシェフが調理しました。

イベント当日は海の日の連休ということで、水族館にはたくさんの家族連れが訪れ、福島の魚を使ったおいしい料理に舌鼓を打っていました。アクアマリンふくしまによれば、500食分用意した試食も数時間ですべて完食したということです。調べラボは、来月も行われます。

 

福島の魚を食べてみよう 今回は小名浜産ワタリガニ

  1. 旨味たっぷり。小名浜産ワタリガニのカニ汁
  2. 水族館のスタッフが自ら配膳し来客に振る舞いました
  3. 休日ともあって、たくさんの子どもたちが料理を堪能

 

福島第一原子力発電所の事故で大きな被害を受けた福島の漁業ですが、事故から5年あまりが経ち、試験操業の対象魚は当然のことながら、出荷制限のかかっている魚種からも、放射性物質が検出されることは稀にになってきました。こうした地道な取り組みを地道に続ける中で、福島の魚の安全性、そして「おいしさ」が伝わっていけばと思います。

 

イベント詳細

イベント名調べラボ ふくしまの魚を食べてみよう試食会
参加人数500
日程2016年7月16日(土)〜18日(月)
場所アクアマリンふくしま
主催アクアマリンふくしま
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