福島の魚、調べて、食べてみよう 2016年8月21日 アクアマリンふくしまで「調べラボ」開催

2016-8-24
海と日本PROJECT in ふくしま

 

福島第一原子力発電所の爆発事故を受け、大きな被害を受けた福島の海。今の状況はどうなっているのか自分たちで調べつつ、安全な福島の魚を味わおうというイベント「調(た)べラボ」が、8月21日、いわき市の水族館アクアマリンふくしまで開かれました。

この調べラボ、2014年より毎月定期開催されており、今回は地元小名浜港の泥の放射線量を計測したあと、いわき市産のヒラツメガニを使ったカニ汁を味わいました。カニのダシが出たスープは濃厚。カニの実も大変大きく、これを無料で味わえるとあって会場にはたくさんの家族連れが訪れました。

調べラボは、アクアマリンふくしまと、市民調査ラボの「いわき海洋調べ隊 うみラボ」が共同で行っているものです。普段は、うみラボの調査で採取した魚の線量を計測しますが、今回は台風の影響などで魚を採取できなかったことから、水族館のそばの小名浜港で採取した海底土やサメの一種などの線量を計測しました。

計測の結果、泥は1kgあたり500Bq/kgの放射性セシウムが検出されました。同館の獣医、富原聖一さんは「泥は放射性セシウムを吸着するため、小名浜港を泳ぐ魚たちにはほとんど影響がないことがわかっている」と解説。水族館を訪れた家族連れなどが、富原獣医の解説に、熱心に耳を傾けていました。

 

目の前で測り、調べ、そして味合う

  1. 年齢を調べる「耳石」という器官を採取する参加者。
  2. ヒラツメガニのカニ汁。ダシが濃厚で大人気でした
  3. 丁寧に説明してくれた水族館の富原聖一獣医。

 

アクアマリンふくしまの「調べラボ」は、毎月定期的に開かれており、前回の調べラボの模様は、すでにミニ番組でも放送しています。市民たちが専門会の力を得ながら、自分たちで安心安全を勝ち取ろうという取り組み。大変素晴らしいですね。福島の漁業の復興の一助になることを祈っています。

 

イベント名調べラボ いわきの魚を食べてみよう
参加人数100名
日程2016年8月21日(日)
場所アクアマリンふくしま
主催アクアマリンふくしま
協力いわき海洋調べ隊 うみラボ

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