はじめまして。久保田貴大と申します。つい昨日、海プロinふくしまの専任事務局員である小松のアシスタントとして、地元である長野県安曇野市から福島県いわき市小名浜へとやってきました!
みなさんご存知の通り、長野県は日本アルプスを擁し、穂高岳や槍ヶ岳など数々の3000m級の山々に囲まれた海なし県。そんな場所から一転、海街・小名浜に辿り着きました。
海がある街で暮らすのは人生で初めてです…!これから起こる全ての事にワクワクドキドキしております。
“山の民”という”よそ者”だからこそ感じる海への興味・関心・疑問などを率直に伝えることで、皆さんとともに海を学び、親しんでいけるよう頑張ります!どうぞよろしくお願いいたします。
そんなわけで、先ほど小名浜の海を初めて見てきました!
地元の山々を見るといつも「なんて雄大なんだ…」と感動していましたが、こうして海を見ると、水平線までただただ広く、青いその姿に包み込まれるような安心感を覚えます。
先ほど”山の民”と自称しましたが、実は安曇野に住む人々の先祖は安曇族と呼ばれ、古代に九州北部の海から信州の山の中に移住してきたらしい。今でも安曇野近辺ではお祭りの時の曳きものを「船」と呼ぶなど、海人族の名残を感じられます。
海を見ながら、もしかしたら僕が小名浜に来たのもそのDNAに刻まれた何かがそうさせたのかもしれない、なんて考えたりもしました。
今回はアクアマリンパーク周辺を散策しました。今日は平日ですが、新型コロナウイルスの影響で学校が休みになってしまったのでしょうか、中高生がサッカーをしたり友人と談笑する姿がありました。
アクアマリンパークはとにかくとても広い!自粛モードで家にこもりがちな昨今ですが、近所にお住まいの方は、たまにはここで羽を伸ばしてみるのもいいかもしれません。
アクアマリンパークの道向かいには一昨年開業したイオンモール小名浜があります。地域の一大商業施設がこれだけ海に近い場所にあるというのも、この街の生活が海と密接にかかわっていることを示唆しているような気がしました。
山の中にいる限り、海の生活を意識する機会はあまり多くありません。それでもこうして海を見ると、山や森から染み出た栄養が川を流れ、海に辿り着き漁場ができること、そこで獲れた魚がここから山の中の食卓まで運ばれていることが想像できます。そうすると、いままでの山の中での生活も決して海とは切り離せないものだったんだなぁと実感することができます。
そんなこんなでまだ小名浜に来て二日目ですが、こうやって日々海と向き合うことで、”山の民”なりに海の生活を捉え、自らも海の生活をし、その魅力や課題を探っていければと思います!
よろしくお願いします!
<海プロinふくしま・久保田貴大>
イベント名 | アクアマリンパーク |
場所 | いわき市小名浜辰巳町地内 |