レポート
2025.07.27

これぞいわきの、夏の海 | 2025夏海スケッチ「四倉」編

みなさんこんにちは。海と日本プロジェクト in ふくしま、専任事務局員の小松です。7 月19日の海開きから1週間。いわきの海はどのように盛り上がっているのか。いわきの海の「今」をレポートしていく「2025夏海スケッチ」の時間です。今回は、四倉海水浴場の模様をお伝えします。

四倉海水浴場は、なんといっても遠浅の広い砂浜が特徴です。私が訪れた7月27日も、大勢の人たちで賑わっていました。駐車場の入り口から波打ち際のそばまで、色とりどりのパラソルやテントが並び、ヤシの木も相まって、「フラシティ」を名乗るいわきらしい風景が広がっていました。これぞいわきの夏。砂浜を歩いていると、思わず気分がアガってしまいます。

ただ、難点がひとつ。四倉は砂浜が広く、太陽の熱ですっかり熱くなった砂浜の上を歩いていかなければいけないこと。裸足では火傷してしまうのではないかと感じられるほど、むちゃくちゃに熱くなっているので、四倉の海で遊ぶときには、ビーチサンダルが必須です。お忘れなきよう。

シンボルのヤシの木が「夏気分」を増幅!

  1. 砂浜の入り口には「ヨツクラ」のパネルが設置されています。訪問の記念に、ぜひ写真を撮ってみてください
  2. 砂遊びする子どもたち。砂浜が広いので、いつもの砂場ではできない遊びを存分に楽しんじゃいましょう
  3. プレハブの海の家も見つけました。地元で採れた海産物など、軽食を楽しむことができます。これも夏の風物詩

四倉は、夏の海水浴以外にも「サーフィン」のメッカとしても知られていて、広い砂浜を使ってさまざまなイベントが開催されます。取材に訪れた日も、ビーチバレーの大会が開かれていて、砂浜に4つも5つもコートが作られ、あちこちから歓声が上がっていました。

さて、肝心の海ですが、四倉は遊泳エリアも広く、海に入るもよし、砂浜で砂遊びもよしの万能選手と言える砂浜です。水深も深くありませんし、小さな子どもも安心して遊べます。人がたくさん訪れているので、いかにも夏らしい雰囲気を感じることができるでしょう。

お昼を挟んで午後までみっちり遊べます

  1. たまたま取材した日に「ビーチバレー」の大会が行われていました。広々とした砂浜ならではですね
  2. 遊泳エリアも広く、この日はたくさんの海水浴客で溢れていました。震災前の光景が戻ってきました
  3. 海水浴場のそばには「道の駅よつくら港」があり、おいしい食事も楽しめます。地元産品のお買い物もぜひ

四倉のいいところは、近くに道の駅があること。飲み物やお弁当などを持参する必要がありませんし、地元産品の品揃えも豊富で、遊んだ帰りに惣菜や野菜などをしっかりと買い込んでいくことができます。フードコートもあり、地元グルメも満喫できます。

できれば、あまり混み合わない午前中に遊び始めて、道の駅でのランチの後、お昼過ぎまでじっくりと遊んでみてください。シャワーを浴びて家に帰るころには、ほど良い疲れが出てくるはず。家に着いたら、冷房の効いた部屋で「お昼寝」も良さそうです(私はいつもそうします)。

夏の四倉の海が賑わっているのを見て、「こうじゃなくちゃ!」と思わずうれしくなりました。震災から14年。徐々にですが、震災前の賑わいが戻ってきているようです。当たり前にここで遊ぶ。そんな思い出を重ねていくことで、地域に愛着を持つ「四倉っ子」も育っていくのかもしれませんね。

イベント詳細

イベント名四倉海水浴場海開き
日程2025年7月19日から8月17日まで
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