レポート
2021.11.16

七浜海道散歩⑧ 四倉海岸

 

みなさん、こんにちは。海と日本プロジェクト in ふくしまレポーターの松井です。

今年の6月に、「海無し市」の福島市からいわき市へと移住してきました。いわきのこと、海のことをほとんど知らない私がまず手をつけたのが、いわきの海を知ること。新しくできたサイクリングロード「七浜海道」の周辺をドライブしたり歩いたりして見た風景や学んだことをレポートしています。いわき市の中之作港から始まった連載は8回目。今回は四倉海水浴場をご紹介します。

いわきのオアシス 四倉海水浴場

  1. 白い砂浜が遠くまで続いています
  2. 潮風に吹かれて揺れるヤシの木
  3. この広場では子どもたちがサッカーをしていました

四倉海水浴場の砂浜に降り、波打ち際まで歩いてみると、かなりの距離があることが分かります。四倉海水浴場では、頻繁にサーフィン大会が開催されているほか、今年の7月には「IWAKI BEACH FES」というイベントも行われています。この広々とした砂浜は、イベントを行うのにはうってつけの場所ですね。

この四倉海水浴場、ヤシの木が植えられているのも印象的です。広々としていて、白くまぶしい砂浜。そしてそこに植えられたヤシの木が、潮風に吹かれて揺られている様を眺めていると、南国に訪れたかのような気分になります。ここを訪れれば、手軽にリゾート気分を味わえますね。

砂浜に降りる手前の、防災緑地のあたりでは、ドローンを飛ばしている人、スケートボードの練習をする人、海を眺めながらお弁当を食べている親子、広場でサッカーの練習をする子どもたちなど、多くの人が思い思いの時間を過ごしていました。海水浴のシーズンは過ぎてしまいましたが、地域の人々はそれぞれの方法で海と親しんでいるんだな、となんだか感動してしまいました。催しが行われる場所としてだけでなく、地域の人々の日常の中で親しまれている海岸だということが分かりました。

 

憩いの場として親しまれる「道の駅 よつくら港」

  1. 目を惹かれるカラフルなデザインの「ふれあい館」
  2. 天気も良く、多くのお客さんで賑わっていました
  3. ホタテの串焼き ぷりぷりとした食感がたまりません

四倉海水浴場のすぐ近くには、「道の駅 よつくら港」があります。私が訪れたのが、日曜のお昼時だったこともあり、多くの人で賑わい、施設内の直売所には行列ができていました。2回のフードコートにはテラス席もあり、海を眺めながら、魚介類を中心とした食事を楽しめる様です。

建物の目の前の広場には、目を惹かれるデザインのテントがあります。これは「ふれあい館」という施設で、中には地元の夏祭りに町内を練り歩くねぶたや、毎年四倉海岸で実施される凧揚げ大会に使用する凧が展示されているそうです。現在は感染症拡大の影響で利用を休止しているようですが、次に訪れた時には、ここも訪れてみたいと思います。

広場には屋台も出店しており、やはりメニューは海鮮が中心です。ウニの貝焼きやサンマのポーポー焼きなどの郷土料理も楽しめるようです。周りの人がおいしそうに海の幸を食べているのを見ていると、私もお腹が空いてきてしまい、屋台でホタテの串焼きを注文しました。海沿いで潮風を感じながら食べると、余計においしく感じられますね。

休日に多くの人で賑わう「道の駅 よつくら港」は、地域の人々の憩いの場として親しまれているようです。遠くに住まれているという方も、四倉海水浴場でリゾート気分を味わい、「道の駅 よつくら港」でおいしい海の幸を召し上がってみてはいかがでしょうか。それではまた次回!

海と日本プロジェクト in ふくしまレポーター:松井武郎

イベント詳細

イベント名七浜海道散歩⑧ 四倉海岸
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